【パリ・パラリンピック】男子ダブルス小田凱人・三木拓也組は銀メダル 世界最強ペアにストレート負け
2024年09月07日 01:25
テニス
パラリンピック初出場の小田と、4度目出場の三木。パリ大会を見据えて23年3月に三木の提案でコンビを結成し、連係を高めてきた。小田の攻撃力と三木のテクニックがかみ合った今年4月の飯塚国際では、決勝でヒューエット、リード組から4度目の対戦で初勝利を挙げて優勝。マッチタイブレークにもつれる激闘となった今大会の準決勝でも、三木が集中的に狙われれば小田がカバーし、小田にミスが出れば三木が取り返すコンビの良さでスペインペアを下した。それでも、自在の戦いを見せる英国ペアには歯が立たなかった。
世界ランキング2位のシングルスで決勝進出を決めている小田は、7日に同1位のヒューエットと対戦する。過去の対戦成績は7勝8敗と実力は伯仲。「彼に勝つためにここに来た。金メダルを獲る」。銀メダルを2つ並べるつもりはない。