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豊昇龍が今場所初の白星先行　全勝・大の里に対抗心「当たるのを待ってます。やっぱ負けたくないね」

2024年09月16日 19:41

相撲

豊昇龍が今場所初の白星先行　全勝・大の里に対抗心「当たるのを待ってます。やっぱ負けたくないね」
＜大相撲秋場所9日目＞平戸海（奥）をすくい投げで破った豊昇龍（撮影・松永　柊斗） Photo By スポニチ
 【大相撲秋場所9日目 （ 2024年9月16日    東京・両国国技館 ）】 大関・豊昇龍（25＝立浪部屋）が小結・平戸海（24＝境川部屋）を下し、7日目からの3連勝で5勝目を挙げ、今場所初の白星先行とした。
　激しい押し合いから右を差すと、前に出ながら腕を返してすくい投げ。平戸海を豪快に1回転させた。「攻めたのがよかった。大関の意地とかではなくて、自分の相撲を取りたいという気持ちが強かった。集中できていたかな」。積極的に前に攻める相撲を取り戻した。

　自身は5勝4敗で優勝争いに名を連ねていないが、連勝街道をひた走る関脇・大の里（24＝二所ノ関部屋）の存在は気になっている。「強いな～今場所。今場所というか普通に強いね」。素直に実力を認めつつも「ま、当たるのを待ってます。やっぱ負けたくないね～」と対抗心を燃やした。大の里には初場所から3場所連続で対戦して3戦全勝。先場所は対戦が組まれた13日目に自身が休場して不戦敗となった。大の里には一度も敗れていないと報道陣に向けられると「負けたじゃん」ときっちり不戦敗もカウントしていたようだった。

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