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北口榛花「原点を大事に」世界選手権連覇へ水泳&バドトレも 当面は充電期間

2024年09月16日 17:57

スポーツ

北口榛花「原点を大事に」世界選手権連覇へ水泳&バドトレも 当面は充電期間
<北口榛花帰国>お菓子が詰まった特製やりをプレゼントされ笑顔の北口榛花(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 陸上女子やり投げでパリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が16日、今季の全日程を終えて羽田空港に帰国した。その後、都内で会見に臨んだ。
 今季は自己ベストの更新こそなかったが、五輪金メダル、さらにダイヤモンドリーグファイナル連覇を達成。順風満帆のようだが「ひたすら悩み続けて、もがき続けたシーズン」と総括した。「勝負という部分で帳尻があった部分はたくさんつくれたが、それまでの過程は難しいことが多かった。これまでのシーズンとはまた違って良い勉強になった」と話した。

 来年9月には東京・国立競技場開催の世界選手権が控え、北口は2連覇が懸かる。来季に向けては「まずはアジア記録(67メートル98)をまず更新したい」と目標を定めた。「しっかりきれいに投げれれば68メートルくらいまではすぐ飛ぶと思っている。70メートルも夢で見られるくらいになってきた」と話し「東京で世界陸上もあるので、日本の皆さんの前でしっかり良い投てきができるように」と意気込みを口にした。

 今季は終了となり、国内での凱旋(がいせん)試合は来季に持ち越しとなった。「もうちょっと無理そうなんで…疲れちゃったんで、いったん休んで充電期間に入りたい」と率直に語った。オフシーズンの取り組みについては「原点であるものを大事にしたい」と明かし、幼少期に取り組んだ水泳&バドミントンを「何らかの形でトレーニングに結びつけていけたら」と語った。

 来季への練習アイデアは尽きないが、まずは小休止。来月には地元の北海道・旭川でパレードが開催されるようで「凄く光栄。私が生まれてからは(地元で)やってない。どんなことになるのか想像できなくて楽しみ」と語り「帰ってラーメンを食べたい。北海道のおいしいものを食べたい」と想像を膨らませていた。

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