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柴原瑛菜 女子ダブルスで決勝進出 五輪2大会出場の元パートナー青山修子組と激突「楽しい試合になる」

2024年10月27日 04:05

テニス

柴原瑛菜 女子ダブルスで決勝進出 五輪2大会出場の元パートナー青山修子組と激突「楽しい試合になる」
<東レ・パンパシフィック・オープン第6日>女子ダブルス、準決勝に臨む柴原瑛菜(奥)とシゲムンド(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【女子テニス 東レ・パンパシフィック・オープン第6日 ( 2024年10月26日    東京・有明コロシアム )】 ダブルス準決勝で柴原瑛菜(26=橋本総業)、ラウラ・ジーゲムント(36=ドイツ)組が第3シードのソフィア・ケニン(25)、ベサニー・マテックサンズ組(39=ともに米国)と対戦し、第1セットの5―2で相手の棄権により決勝に進んだ。青山修子(36=近藤乳業)、穂積絵莉(30=日本住宅ローン)組は第1シードのペアにマッチタイブレークの末に勝利。シングルスは第1シードの鄭欽文(テイ・キンブン、22=中国)とケニンが決勝に進出した。
 試合開始わずか31分で、柴原、ジーゲムント組に白星が転がり込んだ。第1セット、5―2とした第7ゲーム終了後に相手のケニンが右内転筋に痛みを訴えた。シングルスで決勝進出を決めていることもあり、大事を取って棄権。柴原は「日本の大会で結果を出せているのは凄くうれしい」と語った。

 今季はシングルスに力を入れ、ダブルスの相方は固定していない。ジーゲムントとは前週の木下グループ・ジャパン・オープンで初めてペアを組み優勝。短期間で連係を深めてきた。決勝で対戦する青山とは長年ペアを組み、21年東京五輪、今夏のパリ五輪に出場。「青山さんとは一回も試合をしたことがない。楽しい試合になると思う」。日本人として、18年大会を制した加藤、二宮組以来の頂点を懸けた大一番を見据えた。

《青山&穂積組 前週のリベンジ》 パリ五輪後に本格結成した青山、穂積組が前週の木下グループ・ジャパン・オープン準々決勝でストレート負けしたカナダ人とニュージーランド人のペアにリベンジした。初戦から3試合連続でマッチタイブレークにもつれる接戦に勝利。青山は長年コンビを組んだ柴原との決勝に向け「決勝の舞台で対戦できるのはありがたい。柴原さんはサーブとパワフルなショットがある。いい試合ができるように頑張りたい」と語った。

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