マリナーズ、ソフトB砂川の兄を指名 沖縄出身日米ハーフの二刀流

2018年06月07日 05:30

野球

 大リーグのドラフト会議は6日、2日目が行われ、マリナーズは父親が米国人、母親が日本人のジョーイ・オブライエン投手(20=南ネバダ短大)を6巡目(全体178番目)で指名した。ソフトバンクの育成選手、砂川リチャード内野手(18)の兄で、最速96マイル(約154キロ)の右腕。登板時以外は外野手としてもプレーする二刀流だ。
 1メートル89、93キロと恵まれた体格。沖縄の北中城(きたなかぐすく)高を卒業後、ハワイ大を経て、南ネバダ短大に進んだ。今年は投手として51回2/3を投げて69奪三振、打者では57試合で打率.330、9本塁打、52打点をマーク。マ軍は投手で起用する見込みだ。

 ネバダ州の地元紙によれば、英語は渡米後に上達。「日本では人生で一番大きなイベントだから」と、今年1月には一時帰国して地元・沖縄で成人式に出席したという。砂川は自身のツイッターで「おめでとう!!自分はまだまだだけども頑張って上のレベルでいつか試合したいなー!」などとつづった。

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