マエケンは6回途中4安打1失点 ツーシームに手応え「投げて自信をつけていければ」

2021年03月21日 09:02

野球

マエケンは6回途中4安打1失点 ツーシームに手応え「投げて自信をつけていければ」
ツインズ・前田健太(AP) Photo By スポニチ
 ツインズの前田健太投手(32)は、20日(日本時間21日)のレイズ戦でオープン戦4度目の登板。
 午後6時6分と初めて夕方開始の試合。初回は2死からフランシスコ・メヒアにファーウル6個と粘られたが、バックフットスライダーで空振り三振を奪い、22球で3者凡退。2回は1死から外角低めのスライダーを右打者のマイク・ブロッソーに右に打たれ、レフトからライトに吹く風に乗ってホームランに、オープン戦初失点となった。

 3回は2死から連打を許し、一、三塁のピンチを迎えたが、メヒアを速いカーブで遊飛。4回、5回は8球、10球と少ない球数で三者凡退。6回は1死からランディ・アロザレーナにフルカウントからスライダーを右前打され降板した。球数は75球、ストライクは53球、被安打4、6奪三振、無四球、1失点だった。最速は91マイル(約146キロ)と抑え気味。ツーシーム、カーブ、カッターなど多彩なボールの動きを試していた。特にカーブは9球といつもより多かった。

 前田との試合後の一問一答は以下の通り。

 ――前の試合の後、やり残したのは失点することだけと言っていた。
 「言っといてよかった、打たれたら言い訳になるし(笑)。投げたボールは悪くなかったが、うまく打たれた。ホームランにはならないと思ったのでびっくりしました」

 ――初回67マイルのスローカーブを投げた。
 「粘られ、全球種を投げていたので。カーブのサインが出た時に球速を変えてみようかなと。次はストライクゾーンに投げられるようにしたい」

 ――最終登板はどれだけ投げるか。
 「今日が一番多く投げる予定だったので、次は少なくなる。3、4イニングと短くなる」

 ――次の試合で打席に立てそうか。
 「絶対に打たせてもらえないと思います。練習ではこの1週間、ケージで2、3回、ライブBPは1回だけですね。センターフェンス直撃の打撃をしたのはみなさん知っていますか?」

 ――打撃の感覚は良い。
 「一番良いかも(笑)」

 ――ツーシームの手ごたえ。
 「今日の試合が一番多く投げた。右打者なら内角に、左打者なら外側に、しっかり投げきれるようにしたい。コントロールの自信がなかったけど、今日はいい感じで投げられた。しっかりストライクゾーンに投げきれるようにしたい」

 ――どうやってコントロールをつけていくのか。
 「試合で感覚をつかむしかない。今日みたいに投げて自信をつけていければ」

 ――本拠地ミネソタの寒さ対策は。
 「ミネソタの寒さは初めてなので、今日は試合の途中から長袖を着ました。試合で長袖は7年ぶりくらい。長袖に慣れるように練習しました」

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