21世紀枠・八戸西の初戦は順延も 初出場の緊張ほぐす“恵の雨”

2021年03月21日 14:52

野球

21世紀枠・八戸西の初戦は順延も 初出場の緊張ほぐす“恵の雨”
雨天練習を終え、阪神甲子園球場を出る八戸西の選手たち Photo By 代表撮影
 第93回選抜高校野球大会第3日目は降雨により、3試合があす22日に順延がとなり、決勝は4月1日に開催となった。 
 第1試合で具志川商(沖縄)と21世紀枠対決となる八戸西(青森)は室内練習場で汗を流した。初出場のチームにとって、聖地の雰囲気に慣れる恵の雨となった。

 八戸西は投手がブルペン投球を始める直前に中止が決定し、小川貴史監督は「明日、天気の良い中で気持ちよくやりたい」と気持ちを切り替えた。

 事前に動画や経験者の話で球場の予習をしたが、選手は初の聖地の雰囲気に圧倒され「地に足がついてなかった」と指揮官。だが、室内練習場で約2時間、打撃練習などのメニューで汗を流すと、選手の緊張もほぐれ、小川監督は「後半は(緊張は)大丈夫だった。(球場に)入れてかなりよかった」と笑顔。 

 今大会はコロナ下の影響で甲子園練習がないが、恵の雨によって事前練習が実現。ベンチからグラウンドのチェックなども行った。宮崎一綺(かつき)主将は「(順延は)プラスに捉えている。いつも通りのプレーをしたい」と意気込んだ。

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