オリ・宮城に大ブレークの予感 6回1失点のベストピッチで開幕2戦目のマウンドへ

2021年03月21日 05:30

野球

オリ・宮城に大ブレークの予感 6回1失点のベストピッチで開幕2戦目のマウンドへ
<神・オ>先発し、力投するオリックス・宮城(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【オープン戦   オリックス1ー2阪神 ( 2021年3月20日    京セラD )】 オリックス・宮城が本番前最後の登板を快投で締めくくった。6回94球で11三振を奪って1失点。開幕2戦目の27日西武戦へ順調な仕上がりを示した。
 「バランス、テンポも意識して自分の球を使えたなと思います」

 圧巻は2回だ。大山を内角145キロ直球で見逃し三振に仕留め、佐藤輝は98キロカーブで空振り三振。最後はサンズを強烈なクロスファイアでバットを凍らせ、3者連続三振に斬った。6回に近本の投手強襲安打で1点を失っても好投は色あせない。100キロ台と90キロ台のカーブを効果的に投げ分ける緩急、11歳上の伏見のサインに首を振る強気の姿は19歳とは思えない風格だ。

 開幕投手・山本、第3戦・山岡のダブルエースの間に抜てき。ドラフト制以降、高卒2年目までの開幕2戦目登板は球団史上初めてだ。オープン戦は計16回18奪三振を記録し、中嶋監督は「びっくりするくらいの数字。いい感じではないでしょうか」とうなずいた。

 昨季はロッテ・佐々木朗、ヤクルト・奥川ら注目の同期を差し置いて初勝利。今季も新人王資格が残り、球団の高卒投手では95年平井正史(投手コーチ)以来の栄誉へ期待も膨らむ。大飛躍の予感を漂わせ、すべての準備を終えた。(湯澤 涼)

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