ツインズ・マエケン 初の開幕マウンドへ意気込み「任され光栄。プレッシャーを力にする」

2021年04月01日 04:30

野球

ツインズ・マエケン 初の開幕マウンドへ意気込み「任され光栄。プレッシャーを力にする」
ツインズ・前田健太(AP) Photo By AP
 メジャーリーグ開幕を翌日に控えた3月31日(日本時間4月1日)、ツインズはウィンスコンシン州ミルウォーキーのアメリカン・ファミリー・フィールドでワークアウトを行った。その開始前、前田健太投手(32)が会見に登場。メジャー6年目で初となる開幕投手のマウンドに向けて意気込みを述べた。
 会見での一問一答は以下の通り。

 ――ドジャースでは毎年世界一まであと一歩のところでシーズンを終えていたが、当時とツインズでのシーズンインの気持ちの違いは。
 「今年に関してはメジャーリーグに来て初めて開幕投手として開幕を迎えることができて、すごく光栄なことです。メジャーリーグで開幕の日に先発マウンドに上がれるっていうのは夢のような出来事。それはツインズに来なかったら起きなかったことだと思います。ツインズもワールドチャンピオンを狙えるチームだと思うんで、ワールドチャンピオンを目指すっていう心境はこっちに来てからまったく変わりはないです」

 ――大きな舞台で投げる際、大き過ぎず捉えないための工夫は。
 「僕の場合、大きく捉えるというか、緊張感とかプレッシャーというものを力に変えるように努力する。前回(昨年)のプレーオフ1戦目もそうでしたし、明日の登板もそうですけど、しっかりとプレッシャーというものを感じつつ、それを力に変えられるように努力する方が大事かなと思っています」

 ――移籍直後にドジャースが優勝したことはモチベーションになっているか。
 「もちろんワールドチャンピオンを目指してやっていた中で、ドジャースが勝ったってことはそれだけ素晴らしいチームだと思う。ただ、去年、ツインズに移籍して、ドジャースはワールドチャンピオンになったかもしれないですけど、ツインズもワールドチャンピオンを狙えるチームだと思いますし、僕自身、個人的に去年はワールドチャンピオンよりも価値のあるシーズンになったと思います。先発ピッチャーとしてサイ・ヤング賞の2位というまた違うものを手に入れることができた。僕にとっては素晴らしい1年でした。今年、ツインズがワールドチャンピオンになれば何の問題もない」

 ――日本で開幕投手を初めて任されたときの思い出は。
 「(広島時代に)初めてのときは勝つことができて、すごく自分としても印象に残っている試合です。開幕投手をした年に初めていろんな投手としてのタイトルをとることができて、自分にとっては飛躍するきっかけになったので、覚えています」

 ――アメリカで開幕投手を務めることは日本時代よりも意味があるのか。
 「どこでも任されたら光栄なこと。日本でもアメリカでも光栄なことに変わりはないと思う。(ただ)やっぱりメジャーリーグに来て自分が開幕投手をできると思っていなかったですし、こっちのレベルの高さだったり、先発ピッチャーのレベルの高さはすごく痛感して、自分よりたくさんいいピッチャーがいるっていうふうにアメリカに来てから感じていたので、まさか自分ができると思っていなかった中で、こういうふうに任されたってことはすごく光栄なことです」

 ――ブルワーズとの過去の対戦ではいい成績を残しているがその秘訣は、今回はどういうふうに抑えていきたいか。
 「昨年は昨年で、また今年になればメンバーも違いますし、バッターの調子も変わってくる。去年のイメージっていうよりも、今年新しいイメージを作りながら抑えていきたいなと思います。昨年対戦したバッターは抑えているのであれば、そのままいいイメージを持ちながら対戦していけたらいいなと思います」

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