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日本ハム・伊藤 今度は仰向けに大の字…「オーバーリアクションで」と照れるも6回3失点2勝目

2022年04月23日 05:30

野球

日本ハム・伊藤 今度は仰向けに大の字…「オーバーリアクションで」と照れるも6回3失点2勝目
<日・ソ>5回、牧原大の打球をグラブではじく伊藤(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム12―5ソフトバンク ( 2022年4月22日    札幌D )】 人工芝の心地良い感触が背中に伝わる。視線の先には札幌ドームの天井。日本ハム・伊藤は球場のざわつきを感じながらひと息つくと、照れ笑いを浮かべながら起き上がった。
 「ファンの皆さんが入って(いる球場で)上を向くのはなかなかない経験。またいい経験をさせてもらった」

 球場中の視線を集めたのは5回。2死一塁で牧原大の痛烈な打球がマウンドの伊藤を襲った。とっさにグラブで叩き落とし、一塁送球で間一髪アウト。その場に安堵(あんど)し、仰向けに大の字で倒れ込んだ。「打球はそんなに速くなかったのにオーバーリアクションで…」と、“2度目”のポーズに恥ずかしさも募った。

 前回16日のロッテ戦では三振を確信した際にボールの判定を受け、土下座のような動きを見せて話題となった。オーバーリアクションで審判に注意されたことを謝罪した上で、伊藤は「僕らも真剣勝負。それだけ命がけでやっている」と話していたが、再びリアクションが注目され「2試合連続でグラウンドにはいつくばってしまった」と自虐的に笑った。

 今季2度目の中5日での先発。10安打を許すも、6回3失点の粘投で2勝目を挙げ、本拠地では今季初勝利となった。昨季は5月28日の中日戦(札幌ドーム)で本拠地初勝利を挙げ、そこから6連勝をマークした。「昨年も札幌から良い形で連勝できたので、次こそはゼロで抑えて良い流れを持っていきたい」と連勝街道を見据えた。(清藤 駿太)

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