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巨人・シューメーカー 7回2死まで完全投球も朗希に続く偉業ならず 86球目で二塁打許す

2022年04月23日 15:52

野球

巨人・シューメーカー 7回2死まで完全投球も朗希に続く偉業ならず 86球目で二塁打許す
<中・巨>力投する先発のシューメーカー(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年4月23日    バンテリンD )】 巨人の新助っ人、マット・シューメーカー投手(35)が中日戦(バンテリンD)で来日3度目の登板。7回2死まで1人の走者も出さない完全投球を続けたが、21人目の打者となったA・マルティネスに左翼線二塁打を打たれて大記録を逃した。
 過去2度の登板で好投しながら、いずれも打線の援護に恵まれず来日初勝利がお預けとなっているシューメーカー。この日も味方打線は5回まで相手先発左腕・松葉に散発2安打で二塁も踏めず、0―0のまま5回を終了した。

 だが、迎えた6回だった。無死一塁で入った打席でシューメーカー自ら松葉の3球目カットボールを右前打。来日6打席目で初安打を放ち、2番手右腕・祖父江の暴投により自ら先制のホームを踏んだ。メジャー通算46勝のシューメーカーは米国時代にメジャーで8打席6打数無安打、マイナーでも7打席6打数無安打で、来日6打席目の初安打は日米通算でも初安打となった。

 ようやく1点が入ったシューメーカーはその裏も3者凡退に抑えて6回まで完全投球。7回も2死を取り、偉業達成まであと7人となった。だが、21人目の打者となったA・マルティネスにこの試合86球目となった初球のスプリットを左翼線二塁打とされ、偉業達成はならなかった。

 完全試合達成ならば、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で達成したロッテ・佐々木朗希投手(20)に続いてNPB史上17人目、巨人では1994年5月18日広島戦(福岡D)の槙原寛己以来28年ぶり、外国人選手としては史上初の快挙となるところだった。

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