ロッテ佐々木朗希 4回で早くも10奪三振、ノーヒットの快投 強風の中で修正能力発揮

2023年05月05日 19:03

野球

ロッテ佐々木朗希 4回で早くも10奪三振、ノーヒットの快投 強風の中で修正能力発揮
<ロ・ソ>3回2死一塁、柳町から三振を奪う佐々木朗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―ソフトバンク ( 2023年5月5日    ZOZOマリン )】 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発し、4回までに10三振を奪い、無安打無失点と好投している。
 試合開始時点で中堅から本塁方向へ風速17メートルの強風が吹く中でのマウンド。先頭の中村晃に10球を要して四球を与えるなど、直球、フォークボールの制球はバラついたが、柳町を左飛に打ち取ると、3番の近藤はフォークボールで空振り三振、4番の柳田には161キロ直球で見逃し三振に斬った。

 2回からは強風の影響を受けるフォークボール、スライダーも修正。3回2死から中村晃に振り逃げによる出塁こそあったが、4回までで早くも今季3度目の2桁奪三振に到達した。三振は初回、2回に2つずつ、3回に振り逃げ含む3つ奪い、4回も近藤、柳田、栗原のクリーンアップを3者連続三振に仕留めた。

 佐々木朗は前回先発した4月28日のオリックス戦(京セラドーム)で公式戦では自己最速で日本人最速タイとなる165キロを4球マーク。3月4日の侍ジャパン壮行試合・中日戦(バンテリンドーム)で計測していたが公式戦では初めてだった。「(京セラドームは)球速がバラバラなので、それよりも打者の反応とかを大事にした」と話していたが、こどもの日の本拠登板で快投を続けた。

 ロッテは「こどもの日」は17年から4連敗中(20、21年は試合なし)。ZOZOマリンでの試合に限れば過去13試合で1勝12敗、勝ったのは07年の楽天戦のみとなっている。令和の怪物はそんな負のデータを吹き飛ばすことはできるか。

おすすめテーマ

2023年05月05日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム