現役ドラフト選手が虎の歴史塗り替えた!阪神・大竹、加入後無傷の4戦4勝で堂々ハーラー単独トップ

2023年05月05日 21:10

野球

現役ドラフト選手が虎の歴史塗り替えた!阪神・大竹、加入後無傷の4戦4勝で堂々ハーラー単独トップ
4回1死、ミエセスの好守を称える大竹(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5-0広島 ( 2023年5月5日    マツダ )】 阪神・大竹耕太郎投手(27)が、5日の広島戦に先発し、7回を5安打無失点に抑え、チームの3連勝に貢献。開幕から無傷の4戦4勝となった。
 大竹は昨オフの現役ドラフトで阪神に加入。前回4月28日のヤクルト戦の3戦3勝目で、阪神の移籍選手では03年伊良部秀輝の2戦2勝を抜いて単独最長となったが、この日で4戦4勝目。外国人選手を含めても、加入初登板からの3戦3勝は08年のアッチソンだけで、大竹はこれを更新した。

 初回に無死一、三塁のピンチを招くが、秋山、マクブルームを抑えるなど冷静な立ち上がり。その後の4回2死一、二塁なども封じ、広島に得点を許さなかった。この日もコンビを組んだ捕手・坂本に対して、スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと変化球を投げ分け、持ち味の制球の良さを存分に発揮した。

 大竹を援護するように打線は大山、佐藤輝、新外国人のミエセスと一発攻勢。6回までに5点の援護点で盛り立てた。これに大竹も好投で応え、7回まで無失点。5回無失点だった前回登板のヤクルト戦から、これで12回連続無失点となった。

 規定投球回は未到達ながらも、4試合で防御率0・36という安定感。この日の4勝目でハーラー単独トップに立つなど、現役ドラフト選手とは思えない快進撃を続けている。

 ◇大竹 耕太郎(おおたけ・こうたろう)1995年(平7)6月29日生まれ、熊本県出身の27歳。済々黌、早大を経て、17年育成ドラフト4位でソフトバンク入団。18年7月30日に支配下登録され、8月1日西武戦で育成ドラフト出身選手として初めてプロ初登板初先発初勝利。通算35試合10勝9敗、防御率4・07。22年オフの現役ドラフトで阪神移籍。1メートル84、87キロ。左投げ左打ち。

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