ロッテ佐々木朗希、無安打の快投続く 5回で今季最多12三振 今季32イニングで50三振到達

2023年05月05日 19:16

野球

ロッテ佐々木朗希、無安打の快投続く 5回で今季最多12三振 今季32イニングで50三振到達
<ロ・ソ>3回2死一塁、柳町から三振を奪う佐々木朗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―ソフトバンク ( 2023年5月5日    ZOZOマリン )】 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が5日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発。5回までノーヒットの快投で、奪三振は今季最多の12三振となった。
 試合開始時点で中堅から本塁方向へ風速17メートルの強風が吹く中でのマウンド。先頭の中村晃に10球を要して四球を与えるなど、直球、フォークボールの制球はバラついたが、柳町を左飛に打ち取ると、3番の近藤はフォークボールで空振り三振、4番の柳田には161キロ直球で見逃し三振に斬った。

 2回からは強風の影響を受けるフォークボール、スライダーも修正。3回2死から中村晃に振り逃げによる出塁こそあったが、4回までで早くも今季3度目の2桁奪三振となる10三振に到達した。通算では11度目の2桁奪三振。黒木投手コーチらに並び球団歴代8位となった。

 佐々木朗は試合前時点で4試合に投げ、3勝0敗、防御率1.00。27イニングを投げ、38奪三振の数字を残していたが、5回でこの試合12三振となり、32イニングで今季50三振に到達した。

 佐々木朗は前回先発した4月28日のオリックス戦(京セラドーム)で公式戦では自己最速で日本人最速タイとなる165キロを4球マーク。3月4日の侍ジャパン壮行試合・中日戦(バンテリンドーム)で計測していたが公式戦では初めてだった。「(京セラドームは)球速がバラバラなので、それよりも打者の反応とかを大事にした」と話していたが、こどもの日の本拠登板でも快投を続けた。

 ロッテは「こどもの日」は17年から4連敗中(20、21年は試合なし)。ZOZOマリンでの試合に限れば過去13試合で1勝12敗、勝ったのは07年の楽天戦のみとなっている。令和の怪物はそんな負のデータを吹き飛ばすことはできるか。

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