関大 28年ぶり春Vへ執念引き分け 被安打15も2失点に「明日いいことがありそう」

2023年05月21日 14:55

野球

関大 28年ぶり春Vへ執念引き分け 被安打15も2失点に「明日いいことがありそう」
<近大・関大>6回1死二、三塁、同点の犠飛を放ちポーズを決める関大・有馬(撮影・後藤 正志)  Photo By スポニチ
 【関西学生野球最終節2回戦   関大2―2近大 ( 2023年5月21日    わかさスタジアム京都 )】 初戦を落とした首位の関大は、今季初の引き分けで連敗を阻止した。
 我慢の連続だった。計15安打を許しながら、失点は3回に許した2点のみ。計5投手をリードした主将の有馬諒捕手(4年)は、「負けられない一戦で何とか守備陣が踏ん張ってくれた」と疲労をにじませた。

 勝ち点を挙げれば優勝が決まる最終節。今春3勝を挙げるエース左腕・金丸夢斗(3年)を右膝の違和感で欠く中、前日に先発して105球を投じた岩井将吾(3年)が同点の延長10回から登板して3回無失点に抑えるなど、総力戦で引き分けに持ち込んだ。

 早瀬万豊監督は「連投で疲労があるとかは言っていられない。しのいでしのいで、よく粘ってくれた。明日いいことがありそうな気がする」と1995年以来28年ぶりの春季リーグ優勝を見据えた。

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