ヤクルトは今季セ最長4時間53分で延長12回引き分け 高津監督「一生懸命プレーした選手を誇りに思う」

2023年05月21日 20:20

野球

ヤクルトは今季セ最長4時間53分で延長12回引き分け 高津監督「一生懸命プレーした選手を誇りに思う」
<D・ヤ>引き分けに終わりナインを出迎える高津監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA3―3ヤクルト ( 2023年5月21日    横浜 )】 今季セ・リーグ最長となる試合時間4時間53分の熱戦のすえに延長12回で引き分け。
 ヤクルトは4回に山田、村上の今季初アベックアーチで3―1と逆転。しかし追いつかれ、9回からは3イニング連続で満塁と好機を築くもあと1本が出なかった。

 息詰まる展開でリリーフ陣は奮闘。守護神・田口が今季初めて回またぎを投げ2回1安打無失点。大西も2回無失点に抑えて引き分けに持ち込んだ。

 以下、高津監督との試合後の主な一問一答。

 ――好機で1本が出なかった。

 「出塁してもなかなかその先の塁に進めなかったり、先の塁に進めても得点できなかったり。向こうの粘りも凄く感じた。力と力の勝負の結果だと思う」

 ――中継ぎは踏ん張った。

 「ちょっと負担をかけてしまった球数もあったかもしれない。本当によく踏ん張ってくれた」

 ――今季初2番の山田が同点弾。

 「何かの気分転換になればと。他のメンバーの兼ね合いも見て2番で使ってみようかなと」

 ――村上にも一発。

 「2人ともしっかりスイングができている。これから上がっていくんじゃないですか」

 ――9回からは3イニング連続で満塁のチャンスだった。

 「こちらの粘りと向こうの踏ん張り。いろんなものが詰まったゲームだと思う。勝てなくていいゲームだったとは言えないけど、負けないで一生懸命、プレーしたことは凄く選手を誇りに思う」

 ――山田、村上の活躍は。

 「1本のホームランだけど、やっぱりチーム与える影響とか雰囲気、相手に与えるダメージが他の選手の1本とは違うと思う。どっちのチームにも影響を与える1本だとお思います」

 ――来週から仕切り直し。

 「そうですね。今週はなんか重苦しい一週間だった。いい一週間にしたい。最後、言葉は古いですけど根性みたいな、選手のが見えたので。うちの選手はやってくれるんじゃないかなと思います」

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