東海理化、悲願の都市対抗初白星 12年ぶり6度目の出場で“歴史を変えた”

2023年07月18日 18:20

野球

東海理化、悲願の都市対抗初白星 12年ぶり6度目の出場で“歴史を変えた”
<東海理化・日本製鉄かずさマジック>勝利を喜ぶ東海理化(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【第94回都市対抗野球第5日   東海理化6―4日本製鉄かずさマジック ( 2023年7月18日    東京ドーム )】 12年ぶり6度目の出場となった東海理化が2本塁打などで競り勝ち、悲願の都市対抗初白星を飾った。
 就任2年目の山根直輝監督は「平日にもかかわらず大勢の応援団が来てくれた。その前で歴史を変えられて良かった。」と感極まった。顧問としてベンチ入りしていた同社の二之夕裕美(にのゆ・ひろよし)社長も大喜びしていたという。

 「2番・DH」で先発したチーム唯一の前回大会経験者、13年目の井貝星良内野手(30)は初回に中前打を放ち、先制ホームを踏みしめた。「12年間行けなかった大会だけど…。歴史を変える試合に立ち会えて、素直にうれしかった」と声を詰まらせた。

 5回に値千金の2ランを放った入社2年目の4番・門叶(かどの)直己外野手(22)も「ミーティングでずっと“僕らは勝てていないから今年こそ”と言われてきた。打てて良かった」と仲間とハイタッチを交わしていた。

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