2年生の152キロ右腕現る!神戸弘陵・村上が2回完全「直球に自信」投手歴1年、未完の逸材

2023年07月18日 19:15

野球

2年生の152キロ右腕現る!神戸弘陵・村上が2回完全「直球に自信」投手歴1年、未完の逸材
<神戸弘陵・龍野北>2回無失点に抑えた神戸弘陵・村上(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権兵庫大会・4回戦   神戸弘陵13―2龍野北 ( 2023年7月18日    明石トーカロ )】 神戸弘陵が龍野北を13―2で下して5回戦に進んだ。
 計4投手の継投策の中で、3番手・村上泰斗(2年)の球威が光った。6―2の7回から救援して2回完全投球。2イニング目の8回は3者連続三振で締めた。

 「(バックネット裏に)相手チームの偵察がいたので、全力では投げられなかったけど、抑えられたことは良かった。直球には自信があります」

 無名と言える存在ながら、最速152キロを誇る逸材だ。球速は、今秋ドラフト上位候補に挙がる大阪桐蔭・前田悠伍の148キロや滝川二・坂井陽翔の149キロを2年生ながらに上回る。ここまで登板2試合3イニングしか投げておらず、全力投球も封印している。5回戦まで本領を隠すことに成功したと言っていい。

 高校入学と同時に投手に転向した。投手歴1年4カ月で最速150キロを超えた未完の大器は、「3年夏までに160キロを出したい。このチームで甲子園に行きたいです」と目標を掲げた。

 ◇村上 泰斗(むらかみ・たいと)2007年(平19)2月20日生まれ、兵庫県川辺郡猪名川町出身の16歳。小学1年に白金メッツで野球を始めて投手と捕手を務めた。中学は大阪箕面ボーイズに所属して主に捕手。神戸弘陵では2年春に背番号11でベンチ入り。持ち球はスライダー、カーブ、ツーシーム、フォーク。50メートル走6秒2、遠投100メートル。右投げ右打ち。

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