大谷翔平 雄たけび!今季初3戦連発35号 トップ独走、衝撃の値千金同点2ラン あと三塁打でサイクル

2023年07月18日 13:01

野球

大谷翔平 雄たけび!今季初3戦連発35号 トップ独走、衝撃の値千金同点2ラン あと三塁打でサイクル
<エンゼルス・ヤンキース>初回、大谷は安打を放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルスーヤンキース ( 2023年7月17日    アナハイム )】 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が17日(日本時間18日)の本拠地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。第4打席で3試合連続となる35号中越えを放った。
 大谷は自身今季初、メジャーでは2年ぶり6度目の3戦連発となった。珍しくオーバーリアクションで、雄たけびを上げ、強く手をたたいてダイヤモンドを一周した。これでシーズン59発ペースとなった。

 7回、2死一塁からの第4打席。2番手右腕・キングとの対戦で、追い込まれながら真ん中寄りの直球をフルスイング。大谷は打った瞬間確信したように打球を目で追い、バットを放り投げ、ガッツポーズして吠えながらダイヤモンドを回った。場内は興奮が最高潮に達し、MVPコールが鳴りやまず。打球速度は106・5マイル(約171・4キロ)、飛距離は403フィート(約122・8メートル)、打球角度は31度だった。

 第1打席は初回1死走者なしから内寄り低めの初球をとらえて、右前へ打球速度108・6マイル(約174.7キロ)の鋭い打球を飛ばした。

 第2打席は3回1死一塁から2球目の高めチェンジアップを完璧にとらえて左中間へ運んだ。打球速度は111・7マイル(約179・7キロ)。第3打席は申告敬遠だった。

 今季7度目のサイクル王手で、あと三塁打を放てばサイクル安打達成となる。

 前日までのアストロズ3連戦では、第2戦で9回にソロアーチ。反撃の口火を切り、サヨナラ勝ちに導いた。第3戦では同じく9回に2戦連発となる34号中越えソロを放った。

 この日の試合前には14日の登板後、初めて投手調整。ルーティンの壁当て、キャッチボールで汗を流し、力強い球を投げていた。

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