大谷翔平 250勝バーランダーから2試合ぶり安打も、30打席ノーアーチ エ軍11失点大敗で借金1

2023年08月12日 11:52

野球

大谷翔平 250勝バーランダーから2試合ぶり安打も、30打席ノーアーチ エ軍11失点大敗で借金1
<アストロズ・エンゼルス>3回、大谷は空振り三振に倒れる(投手・バーランダー)(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ア・リーグ   エンゼルス3ー11アストロズ ( 2023年8月11日    ヒューストン )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)は11日(日本時間12日)、敵地でのアストロズ戦に「2番・DH」で先発出場。4打数1安打2三振で、30打席ノーアーチとなった。チームは先発のデトマーズが3回途中でKOされるなど投手陣が捕まり11失点を喫し、3-11で大敗。痛い黒星で借金1となった。
 アストロズ先発はトレードデッドラインでメッツから古巣に戻ったサイ・ヤング賞右腕バーランダー。大谷は過去、バーランダーとの対戦成績は20打数4安打、3打点、9三振の打率・200と難敵だがそれでも18、19年に1本ずつ本塁打を放っている。通算250勝、この日が節目の500試合登板となる40歳のベテラン右腕の投球をとらえた。

 初回の第1打席は二ゴロ、3回の第2打席は空振り三振だった。チームは先発のデトマーズがシングルトンに2打席連発を被弾するなど投手陣が崩壊して4回までに10失点。8点をリードされる中、6回無死一塁で迎えた第3打席。内角直球に詰まりながらも中前へ運んだ。第3打席はきわどい球を見送ったが惜しくもストライク判定で見逃し三振。天を仰ぎ、首を振って納得いかない表情を浮かべた。これで打率は・305となった。

 大谷は前回、9日(日本時間10日)のジャイアンツ戦に「2番・投手兼DH」で出場。6回3安打1失点(自責0)で10勝目を挙げ、「野球の神様」と称されるベーブ・ルースも達成できなかった2年連続「2桁勝利&2桁本塁打」を達成した。

 トレードデッドラインではアストロズがバーランダーを獲得したほか、レンジャーズがサイ・ヤング賞を3度獲得したメッツの右腕・シャーザーをトレードで獲得するなどア・リーグ上位球団が次々とトレード補強を敢行。投手を中心に強化が進んで“打者・大谷包囲網”のようになり、プレーオフ(PO)争いの激化は必至だ。チームはこの日から同地区2位のアストロズ、さらに首位レンジャーズと敵地で6連戦。悲願のポストシーズン進出へ向け命運を分ける戦いに臨んだが、初戦を落とす形となった。

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