巨人4連敗でストップ 原監督もマウンドで拍手!山崎伊が8回途中1失点で9勝目 初の2桁勝利に王手

2023年08月12日 16:30

野球

巨人4連敗でストップ 原監督もマウンドで拍手!山崎伊が8回途中1失点で9勝目 初の2桁勝利に王手
<巨・D>8回、マウンドまで来た原監督(右)に拍手されながらベンチへ戻る山崎伊(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―1DeNA ( 2023年8月12日    東京D )】 巨人の山崎伊織投手(24)が12日のDeNA戦(東京ドーム)に先発し、7回2/3を投げ3安打1失点の好投で9勝目を挙げた。チームの連敗は4で止まった。3位のDeNAとの差を再び2ゲーム差とした。
 5回まで一人の走者も許さない完全投球。4回1死から関根の中前へ抜けようとする打球に対し、二塁手の吉川が逆シングルでスライディングキャッチで一塁に送球してアウトにするなど、バックも盛り立てた。

 6回先頭の伊藤光に初安打となる右前打を許した。さらに1死後、代打・京田の中前打される。1死一、二塁のピンチを背負ったが、佐野を一ゴロ、関根を投ゴロに抑えた。7回に牧に左越え20号ソロを浴びて1点を失ったが、8回2死まで111球でまとめた。降板する際には、マウンドで原監督も拍手を送った。

 打線は4回までDeNA先発の平良にわずか1安打に封じられたが、0―0の5回、先頭の秋広が左前打、続く長野が四球でつなぎ、大城が一犠打を決めて1死二、三塁。ここでブリンソンが左翼線2点二塁打を放ち先制。さらに2死二塁から梶谷の中前打で二塁走者のブリンソンが本塁へ、ヘッドスライディングで生還した。8回には坂本の2試合ぶりとなる14号2ランで試合を決めた。

 大卒3年目の山崎伊は7月は4戦4勝、防御率1・91をマークし、自身初の月間MVPを受賞した。8月は前回5日の広島戦(マツダ)で2回2/3を6安打4失点で3敗目となったが、中6日のマウンドで修正。自身初の2桁勝利へ王手をかけた。

 ▼山崎伊 前回ふがいなかったので、今日は初回から全力でいこうと思っていた。カットボールも大城さんが初回からいいねと言ってくれた。ストレートも走っていた。守備のみなさんに助けてもらいながら…良かったです。ホームランも失投だったので、次に修正して頑張ります。(2桁勝利へ)1試合1試合、目の前の試合を投げている。まだまだこれからだと思います。

 ▼ブリンソン 先発の山崎が完璧な投球をしていたので、走者を還すことだけを考えた。ちょっと真ん中にきた真っすぐだったが、うまく反応できた。(ヘッスラ生還は)自分も必死で走りました。

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