【甲子園】専大松戸 初の3回戦進出 千葉大会わずか1試合登板の左腕・渡辺が先発抜てき応え、力投

2023年08月12日 14:19

野球

【甲子園】専大松戸 初の3回戦進出 千葉大会わずか1試合登板の左腕・渡辺が先発抜てき応え、力投
<専大松戸・東海大甲府> 2回、力投する専大松戸・渡辺翼 (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会 2回戦   専大松戸7-5東海大甲府 ( 2023年8月12日    甲子園 )】 全国高校野球選手権大会第7日は12日、甲子園球場で2回戦が行われた。第2試合では2年ぶり3度目出場の専大松戸(千葉)と8年ぶり14度目出場の東海大甲府(山梨)が対戦。専大松戸が逆転の7-5で東海大甲府を下し、初の3回戦進出を決めた。千葉県勢はこれで夏通算100勝となった。
 専大松戸はプロ注目・最速151キロのエース平野がベンチスタート。千葉大会では1試合の登板にとどまっていた背番号11の左腕・渡辺が初戦先発に抜てきされた。

 1点リードの4回に同点とされたが、味方打線が直後に3点で勝ち越した。渡辺は力投を続け、6回に2点差に迫られると千葉大会決勝の習志野戦で好投した背番号10の横手右腕・青野にリレー。内野安打で満塁とされ、適時内野安打とゴロの間に同点に追いつかれた。さらに7回には適時打で勝ち越しを許した。

 それでも直後の攻撃では敵失で同点に追いつくと、7番・上迫田のスクイズを決めて勝ち越し。なおも満塁から9番・宮尾が再びスクイズで追加点。青野は8、9回と無失点に抑え、リードを守り切った。

 持丸監督はリードを許しても粘り強く戦ったナインに「大変、生徒たちがよく頑張ってくれた」と目を細めた。

 「ピッチャーが思ったより全然良かった。よく投げてくれました。本当にもう渡辺に今日はつきるんじゃないかというくらい投げてくれた。(2番手の)青野は普通、あのくらいやってくれると思うので、やっぱり渡辺のほうがよく頑張ってくれましたね」と抜てきに答えた渡辺を称えた。

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