【甲子園】仙台育英の脅威の2年生・湯浅桜翼は3安打5打点にも「喜べない」 山田主将「生意気(笑い)」

2023年08月12日 20:17

野球

【甲子園】仙台育英の脅威の2年生・湯浅桜翼は3安打5打点にも「喜べない」 山田主将「生意気(笑い)」
<仙台育英・聖光学院>7回左適時二塁打を放った仙台育英・湯浅(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会   仙台育英8―2聖光学院 ( 2023年8月12日    甲子園 )】 2年生の3番打者・湯浅桜翼が3安打5打点と大暴れ。「チャンスで(走者を)還すのが自分の役割」と淡々と振り返った。
 2回2死二、三塁では中堅へ高々と打ち上げた打球が相手守備のお見合いを誘って2点を挙げた。

 2点差の7回1死二塁ではスライダーを狙い澄まして左線へ適時二塁打。それでも塁上で笑顔はなかった。

 「自分のバッティングじゃないから喜べない」

 言葉は冷静だが、バットは熱い。これで初戦の浦和学院線と合わせ、5安打8打点の大活躍だ。

 そんな2年生の姿に山田脩也主将(3年)は「生意気なんで(笑い)」と評したが、「2年で育英の主軸。同じ右打者として尊敬している」と認めた。

 上下関係の厳しさがなく、チーム全体の仲がいいのが特徴だ。

 東北対決を制し、湯浅は「昨夏の試合(聖光学院戦)の先輩方がかっこよかった。もう少し上でやりたかった。思った異常に相手も食らいついてきた」とライバルとの激闘を振り返った。

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