楽天が西川、塩見、西口ら11選手に戦力外通告 右肘故障の西口は育成再契約を打診

2023年10月11日 19:48

野球

楽天が西川、塩見、西口ら11選手に戦力外通告 右肘故障の西口は育成再契約を打診
楽天・西川遥輝 Photo By スポニチ
 楽天は11日、西川遥輝外野手(31)、塩見貴洋投手(35)ら計11選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。
 西川は智弁和歌山から10年ドラフト2位で日本ハムに入団し、スピードを生かしたプレーで主力として活躍。21年オフに自由契約となり、楽天に加入した。移籍1年目の昨季は開幕直後の3・4月度の月間MVPを獲得する活躍をみせたが、中盤以降に失速して108試合で打率・218、7本塁打、37打点、19盗塁。巻き返しを誓った2年目の今季は35試合の出場にとどまり、打率181、1本塁打、4打点、2盗塁という成績だった。

 イースタン・リーグでは63試合で打率・369、5本塁打、29打点、8盗塁、出塁率・493と格の違いを見せつけたものの、来季の戦力構想からは外れることとなった。

 通算成績は1370試合で4835打数、1326安打(打率・274)、62本塁打、422打点、332盗塁。14、17、18、21年に盗塁王を獲得した。 塩見は八戸大から10年ドラフト1位で入団。1年目に9勝を挙げて即戦力の期待に応え、以降も貴重な先発左腕としてローテーションを担った。持病の腰痛の手術や左肘の手術など近年は故障に悩まされ、21年から3年連続で1軍で白星を挙げられず。今季は9月21日の西武戦が唯一の1軍登板となり、4回4安打4失点で敗戦投手になった。

 また、西口直人投手(26)については来季は支配下契約は結ばす、育成選手として再契約を打診した。右肘の故障からの復帰を目指しており、リハビリ期間を考慮しての契約の切り替えとみられる。

 石橋良太投手(32)、高田萌生投手(25)、小峯新陸投手(21)、横尾俊建内野手(30)にも戦力外が通告された。育成選手も佐藤智輝投手(23)、引地秀一郎投手(23)、福森耀真投手(26)、エスタミー・ウレーニャ内野手(24)にも来季の契約を結ばないことが伝えられた。小峯は育成再契約を結ぶ方針だ。

 ▼西川(現役続行希望)実際、何もできなかった2年間だったので、イーグルスファンの方たちに申し訳ない2年間でしたけど、今後の人生のプラスになるようにしていけたらなと思います。多くのタオルを掲げて応援してくれたことがすごくうれしかったです。

 ▼塩見(今後は未定でトライアウトを受ける予定はなし)覚悟はしていたので、やはり来たかという感じです。ファンの皆さん、13年間、応援ありがとうございました。

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