レッドソックス吉田が野球教室 金属バットで鬼速打球披露「芯で捉えることを意識」 後輩山本にもエール

2023年11月19日 21:09

野球

レッドソックス吉田が野球教室 金属バットで鬼速打球披露「芯で捉えることを意識」 後輩山本にもエール
<吉田正尚野球教室>子供たちの前で素振りをする吉田(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が19日、都内で日本航空主催の野球教室を開催し、53組106人の小学生を指導した。
 一緒にウオームアップのランニングから行い、キャッチボールを熱心に見つめ、自ら内野ノックを打つ場面も。サプライズで自らロングティー打撃も6スイング披露し、金属バットで捉えた強烈な打球に大きな歓声が沸き起こった。「一球も芯を外していない。ティー練習は地味だけど、強く振って、芯で捉えることを意識しよう」と語りかけた。

 2時間の野球教室の終盤には子どもたちの質問コーナーを開催。3月のWBC準決勝・メキシコ戦で放った同点3ランを打つ前に打席で考えていたことについて質問が飛び「記者さんみたいだね」と笑みを浮かべつつ「(相手投手と)初対戦だったので、積極的に振っていくことを心がけた。2ストライクになったけど、それまで振ってタイミングを取れていたので、インサイドアウト(のバット軌道)で(右翼ポール際に)入りました」と解説した。最後は記念に自身の直筆サイン入りグラブケースを子どもたち全員に配布した。

 メジャー1年目はリーグ5位の打率・289、15本塁打、72打点、8盗塁の好成績でレッドソックスの主軸として活躍した。今オフは「実戦はほぼやっていないので、体作りと休みながら、今はやっている。毎年だけどレベルアップして、1年間戦える体作りを目標にやっている」という。

 昨季まで所属した古巣・オリックスは惜しくも日本一を逃したが「選手のみなさんが1年間頑張った結果。4連覇、日本一目指して頑張って欲しい」とエール。後輩の山本が今オフにポスティングシステムでメジャー移籍を目指すことに関しては「彼が一番ベストな選択ができればいいと願っている。活躍するんじゃないですか。パフォーマンスを出してくれると思う」と期待を寄せていた。

おすすめテーマ

2023年11月19日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム