西武・与座は上着にこだわる下手投げ右腕 緑の入ったアウターに初挑戦 コーデは年重ねるごとにシンプルに

2023年12月25日 05:30

野球

西武・与座は上着にこだわる下手投げ右腕 緑の入ったアウターに初挑戦 コーデは年重ねるごとにシンプルに
こだわりのアウターを身にまとい、笑顔でポーズを決める与座(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 昨年11月にスタートした企画「NPB MEN’S CLUB」が2年目に突入する。今オフもおしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げ、意外な一面なども紹介する。リスタートとなる今回は西武のサブマリン右腕、与座海人投手(28)が登場。ファッションへのこだわりなどを語り尽くした。(取材・福井 亮太)
 ――今回のコーディネートのテーマを教えてください。

 「冬のお出かけですね」

 ――普段の服はどのような基準で選ぶ?

 「まずは色合い。白と黒、ネービーとパンツが白だったり。無難な感じで、あまりチャレンジしないタイプですね。白と黒だったら間違いないので」

 ――今回のアウターには緑が入っている。

 「これは今までにないタイプのアウターです。緑は挑戦してみました」

 ――緑は初挑戦?

 「これが初めてですね。奥さんと買い物に行った時に着てみたら、いける感じだったので。奥さんにも“いいじゃん”と言ってもらえた。客観的な意見をもらい、背中を押してもらっています」

 ――買い物は奥さんとよく行くのか?

 「行く時は週1で行ったりします。何でもそろっている新宿の伊勢丹でお世話になっていますね。見るだけでもよくて、買い物は好きですね」

 ――アウターは好きなブランドですか?

 「これはモンクレール(※1)で、アウターとか2、3個持っています」

 ――これまでで一番高い買い物は?

 「このアウターですね。去年10勝して頑張った自分へのご褒美で買いました」

 ――ニットとパンツは?

 「上下、ZARA(※2)です。このブランドも好きです。シンプルなので」

 ――ファッションはどこで勉強している?

 「美容院の時間がある時に雑誌のSafari(※3)で。季節ごとに勉強しています」

 ――登板日の服装などにこだわりは?

 「登板日はちょっと気にしていて、いいものを着て、気分を高めたりしています」

 ――自身の穏やかな性格と同じで、服装も落ち着いている。

 「年を重ねるごとにだんだんと白、黒、ネービーに落ち着いてきました。ロゴも胸にドーンとかではなく、ワンポイントとかになってきました」

 ――昔は違った?

 「プロに入った当初はブランドを主張した服とか着ていたけど“何か似合わない”と思った。派手な服からだんだんと大人になった感じです。自分で無理している感じはなくて、落ち着くので」

 ――チームでおしゃれだと思うのは誰?

 「源田さんですね。栗山さん、金子侑司さん、外崎さんも華がありますよね」

 ――今後着てみたい服は?

 「栗山さんはよくセットアップで通勤されているので、もう少し自分にオーラが出てきたらチャレンジしてみたい」

 ――どうしたらオーラが出ると思うか?

 「どうなんですかね。成績なのか、落ち着きなのか。まだまだその境地には達していないので頑張ります(笑い)」

 ※1 フランス生まれのハイブランドで、創業当初は登山用品店としてスタート。1954年に世界各国の登山隊がダウンジャケットを採用し、飛躍のきっかけとなった。日本では俳優・木村拓哉がCMで着用して話題となった。

 ※2 スペイン発のファストファッションブランド。96の国と地域で2200店以上を展開する世界的流通大手・インディテックス・グループが運営。商品のサイクルが早く、最新のトレンドをいち早く取り入れられるのが強み。

 ※3 日之出出版が発行する男性向けのファッション&ライフスタイル誌。03年創刊。30~40代をターゲットにセレブ系カジュアルスタイルを提案する。雑誌と連動する公式オンラインストア「サファリラウンジ」では、オリジナルブランドの企画も強化中。

 ≪来季雪辱へ背番15で再出発「誰よりも上に」≫今季2勝止まりだった与座は新背番号「15」で再出発する。11月28日に発表し、同じアンダースローで通算112勝の松沼博久氏が背負った番号に「誰でもつけられる番号ではない。そこは肝に銘じてやっていきたい」と心機一転して挑む。

 秋季キャンプでは体の構造から見直して、球速アップへフォームを修正した。10勝した昨年は最速136キロで平均130キロだった直球が、今季はそれぞれ2キロダウンしていた。12月には高橋に志願して、初の米国自主トレに参加した。「新しい環境で変化を求めて、毎年長い回を投げている光成から学びたい」とヒントを求めた。

 来季はドラフト1位の武内(国学院大)ら6投手が支配下で入団。「チーム内での競争に勝たないと投げられない。誰よりも上にいく強い気持ちでベストを尽くす」と再起を誓った。

 ◇与座 海人(よざ・かいと)1995年(平7)9月15日生まれ、沖縄県浦添市出身の28歳。浦添中を経て沖縄尚学ではサイドスローで3年春夏の甲子園に出場。岐阜経大1年時から下手投げに。17年ドラフト5位で入団し、5年目の22年に初の2桁となる10勝をマーク。2学年上の兄・健人も投手でパナソニックでプレー。1メートル73、80キロ。右投げ右打ち。

 【ほのかCheck】私と同学年の与座さん、とてもおしゃれですね。アイテム一つ一つが全て可愛いです。特に、ボアとナイロンの「素材ミックス」のアウターが私的にはツボ!センスの良さを感じます。スニーカーも良いですね。白くてシンプルと思いきや…かかとの部分が後ろに飛び出ている斬新なソール。あまり見たことがなく、個性的で目を引くアイテムです。全体を地球の自然を意識した「アースカラー」でそろえているのもグッド!沖縄出身の方らしく、とても目鼻立ちがはっきりとしているルックスに、ナチュラルな色味が絶妙にマッチしていると思います。(CanCam専属モデル)

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