阪神・村上“来季開幕”巨人斬り誓った!高校先輩・岡本和との対決は「球速上がる。余計に気持ちが入る」

2023年12月25日 05:15

野球

阪神・村上“来季開幕”巨人斬り誓った!高校先輩・岡本和との対決は「球速上がる。余計に気持ちが入る」
ファンとハイタッチする阪神・村上(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 先輩よ、宿敵よ、来季も覚悟!阪神・村上が、智弁学園(奈良)の2学年先輩で、巨人の主砲でもある岡本和封じの継続を誓った。
 「先輩でありつつ、球界を代表するバッターなので、余計に気持ちが入る。(相手も)気合が入ってくると思うので、気をつけてやっていきたい」

 今季は岡本和に対して4打数無安打(1四球)。7回無走者投球を演じた4月12日巨人戦で、初対決となった2回に直球で空振り三振に仕留めたことにより自信を深めた。「岡本さんの時は2、3キロ球速が上がる。打たれたくないと一番思うので勝手に力が入る」とニヤリ。「NPB AWARDS」で再会した際には「もうええって。打たせろや、先輩やぞ」と“けん制”を受けたが、来季も返り討ちにする算段。そのために「真っすぐの質を求めてやっていきたい」と、さらなる進化を追い求める。

 敵地も好相性だ。今季は屋内球場で7試合(先発6)に登板し3勝1敗、防御率0・84と無類の強さを発揮。「マウンドが合っているのか、ドーム球場の方が球がいくというのはある。東京ドーム、京セラドームは投げやすいイメージ」。特に今季の巨人戦2試合はいずれも東京ドームで、2試合1勝0敗、防御率0・00と敵なしだった。東京ドームと言えば、来年3月29日の開幕カードの舞台だ。

 今季、最優秀防御率タイトルを獲得し、新人王とシーズンMVPをダブル受賞と実績を残した村上。加えて岡本和、東京ドームとも好相性…とくれば、敵地で迎える来季開幕投手に最も適任と言える存在だ。「(現時点では)どうなるかは分からないですけど、いい形では入れるんじゃないかなと」。球団初のリーグ連覇、2年連続日本一の先陣を務める可能性も視野に、開幕カードへのイメージを脳裏に膨らませた。(阪井 日向)

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