DeNAJrサヨナラ勝利!井端Jr 4番遊撃で出場、サヨナラ勝ちに貢献 父の侍・井端監督「ドキドキ」

2023年12月27日 05:15

野球

DeNAJrサヨナラ勝利!井端Jr 4番遊撃で出場、サヨナラ勝ちに貢献 父の侍・井端監督「ドキドキ」
<12球団Jr.トーナメント DeNA・広島>2回、二塁打を放つDeNA・井端(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 【NPB12球団ジュニアトーナメント1回戦   DeNAJr4―3広島Jr ( 2023年12月26日    横浜 )】 86人のプロ野球選手を輩出する「NPB12球団ジュニアトーナメント2023」が26日、横浜スタジアムと神宮で開幕した。侍ジャパン・井端弘和監督(48)の長男・巧(6年)が主将を務め「4番・遊撃」で出場したDeNAJrは、広島Jrにサヨナラ勝利。父も観戦する前で、先制点につながる右前打を放つなど攻守で貢献した。
 背番号は中日時代の父と同じ「6」。3歳からバットとグラブが遊び道具だ。父と同じ右打席。巧は下手投げの投手に対し、5球連続ファウルで粘った。0―0の2回先頭。父譲りのしぶとさで10球目に食らいつき、逆方向の右前に打球を運ぶ二塁打で出塁し、先制の生還を果たした。

 「長打がアピールポイントだが短期決戦は勝利のためにやる。お父さんは自分をつぶしてまでチームの勝ちを目指した。見習いたい」

 2年連続での出場。昨年は無安打だった。今大会は4番兼主将として、DeNA・小池外野守備コーチの次男・樹里(6年)も1番を務めるチームを束ねる。最終回となった1―3の6回も敵失で出塁し、逆転サヨナラ勝ちに貢献。スタンドで見守った父は「ドキドキした。いい試合だった」と目を細めた。

 成長のために午後8時半には就寝し、6年生で1メートル67、70キロ。好きな食べ物は餅で朝食に10個も平らげる。本来は捕手だが9月から父と同じ遊撃に挑戦中で、好きなプロ野球選手はもちろん「井端弘和」。「送球の正確さに好不調はない」の助言を受け、守備では正確で力強い送球で二ゴロ併殺も完成させた。

 父は現役時代、愛息の名前を刺しゅうした「巧グラブ」を使っていた。軽快なゴロさばきに「うまくなったなと思う。必死になって練習していたので」。攻守で2人の姿が重なった。(神田 佑)

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