スタンフォード大進学の佐々木麟太郎が花巻東を卒業「偉大なる高校で誇りを持って過ごせた」

2024年03月01日 12:50

野球

スタンフォード大進学の佐々木麟太郎が花巻東を卒業「偉大なる高校で誇りを持って過ごせた」
野球部の仲間らと笑顔を見せる佐々木麟太郎(中央)(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 歴代最多とされる高校通算140本塁打を誇り、米国の名門・スタンフォード大への進学が決まっている花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(3年)が1日、同校の卒業式に出席。「花巻東という偉大なる高校の一生徒として3年間過ごせたことに誇りを持っていますし、感謝の気持ちしかありません」と3年間を振り返った。
 午前10時から始まった卒業式ではりりしい表情で入場した佐々木。その後は学校の発展に寄与したとして特別賞が贈られ「自分自身も光栄に思っていますし、大した人間ではないと思っているんですけど、表彰されたことに喜びはあります」と笑みを浮かべた。

 今後は3月下旬にも渡米し、4月から大学の野球部の練習にも参加する予定で「感謝の心を忘れず、自分自身としての生き方を、国を渡って表現していければ。辛いことや楽しいことも経験させていただくと思うんですけど、それをかみしめて、いろいろ経験して失敗して学んでいきたい」と決意を込めた佐々木。

 海の向こうで世界が注目するスラッガーが新たな人生の扉を開く。

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