【センバツ】阿南光、エース吉岡さらに万全。秋の地区王者連倒へ

2024年03月24日 16:05

野球

【センバツ】阿南光、エース吉岡さらに万全。秋の地区王者連倒へ
ストレッチするエースの吉岡暖(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会の大会本部は24日、天候不良により第6日3試合を翌25日に順延すると発表した。
 1回戦で秋の東海王者・豊川(愛知)を11―4で下した阿南光(徳島)は九州王者の熊本国府に挑む。

 2段モーションエースの吉岡暖(はる)投手(3年)は豊川戦で143球完投しており「自分的には恵の雨。自分の体の状態を考えたらもうちょっと休みがほしいかなと思っていた。自分的にはプラスしかない」と前向きに話した。「熊本国府はどんどん見てくると思うので、無駄なボールがないように。九州大会1位で来ているチームなんで、次も倒せるように」と秋王者連破に自信を見せた。

 高橋徳(あつし)監督は2日続いた順延を選手にポジティブに捉えてもらおうと「より研究できるし、よりコンディションを整えられる」と言葉をかけたという。

 「18番」をつける右サイドスローの大坂将太投手(2年)がドジャース・山本由伸のフォームで打撃投手を務めたが「熊本国府の坂井君対策で。坂井君の投球が山本由伸に似た投げ方ですから、大坂にリクエストしたらすぐにやってくれた」と感謝した。

 対策を施して公立の星として甲子園2勝目に挑む。

以下、一問一答。

―2日連続中止
 自分的には恵の雨。自分の体の状態を考えたらもうちょっと休みがほしいかなと思っていた。自分的にはプラスしかない。

―昨日、今日どんな調整
 柔軟多めで、ピッチングもそんなに球数を投げる感覚だけ忘れないように。

―熊本国府の印象
 どんどん見てくると思うので、無駄なボールがないように。九州大会1位で来ているチームなんで、次も倒せるように。

―1回戦終わってからどんな調整
 疲労をところから入って、ピラティスのトレーナーと一緒にやりながら、投球も欠かさずやっていました。ピラティスでしたい動作が大きく変わった。柔軟性も上がりましたし、体幹の部分も大きく変わった。最初は感覚もつかめなかったけど、数をこなしながらやりたい動作ができるようになった。(甲子園期間中は)毎日やっています。

―1回戦で出た課題
 課題は終盤ああいう形で点を取られて、粘りの投球ができなかった。良かったのは序盤にチームに勢いをつけられた。

―ここまで見て印象に残った投手は
 広陵の高尾響が自分の中で世代ナンバーワンと思っているので。あとは神戸国際の津嘉山。この二人は本当に凄い投手だと思っているんで。

―高尾の投球をどう見た
あんな軽く投げているふうに見えてストレートのキレであったり、うらやましいというかお手本にする投手だなと思っています。

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