【センバツ】星稜・山下智茂名誉監督が金言「監督がどしっと」長男の智将監督は100球熱投で鼓舞

2024年03月24日 19:11

野球

【センバツ】星稜・山下智茂名誉監督が金言「監督がどしっと」長男の智将監督は100球熱投で鼓舞
練習を見守る星稜・山下監督の父・山下智茂名誉監督(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
 第96回選抜高校野球大会は24日、甲子園球場で予定されていた第6日の1回戦1試合と2回戦2試合が天候不良により2日連続で中止となった。登場予定だった星稜(石川)など6校は、甲子園の室内練習場で調整した。
 星稜の野手陣は、室内練習場でフリー打撃を行って最終調整。山下智将監督自ら打撃投手を担い、打席に立つ選手に声をかけながら約100球を投じた。

 その姿を父・智茂名誉監督が見守った。同氏も監督時代は毎日のように打撃投手を務めており、「選手に気合を入れたいときに、監督自ら投げるのも一つの手」と長男のハツラツとした指導に目を細めた。

 春夏通算25度の甲子園出場を数える同氏でさえ、2日連続の雨天中止は経験がないと言う。雨天順延時の調整について大切なことを問われると、「監督が焦るのが一番ダメです。監督がどしっとした姿を見せることは、生徒の余裕につながりますから」と言及した。

 初戦の田辺(和歌山)戦は8回まで同点が続く辛勝だったものの、山下監督が打撃投手を務めたことでチームの雰囲気も上々。山下智茂氏は「初戦は固かった。神宮で優勝しているという、おごりがあったのかもしれない。やはり平常心が大事ということです」と次戦の戦い方に注目した。

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