オリ・杉本「打点を意識してやっていきたい」 55歳誕生日の中嶋監督からは珍要求

2024年03月28日 05:20

野球

オリ・杉本「打点を意識してやっていきたい」 55歳誕生日の中嶋監督からは珍要求
中嶋監督と談笑する杉本(右)(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 京セラドームでの全体練習に参加したオリックス・杉本が、下位打線での打点量産を掲げた。
 今春のオープン戦の先発打順は4番、6番で1試合、7番、8番、9番でそれぞれ2試合。「オリックスはいい打者が多いので。今の打順だったら、ランナーがいる場面で回ってくることが多いんで、打点を意識してやっていきたい。ライオンズのメヒア選手が9番を打っていた時があると思うんですけど、やっていて脅威だった。僕もそういう風になりたい」と、14~21年まで西武で142本塁打を放った助っ人砲の再現を誓った。

 「去年最後(左足首を)怪我して終わって、リハビリ期間が長かったんで。開幕に向けて色々準備してきたつもりなので、楽しみな部分が多い」

 昨季143試合中136通りのオーダーをはじめ、多彩な用兵術を操る中嶋監督は、この日が55歳の誕生日。練習中に5分以上にわたって会話を交わした杉本は「誕生日おめでとうございますって言ったんですけど、“言葉いらんから金くれ”って言われたんで(笑い)。楽しい監督です」と、ユーモアあふれるやり取りを明かした。

 昨季は開幕2戦目の西武戦での1号2ランを皮切りに、4月だけで8本塁打と量産。「1本出たら気分的にも楽になった感じでよかったので、去年と同じ感じでいけたら。レギュラーが確約されていないと思うので、スタートも大事ですけど1試合、1試合大事にやっていきたい」。29日のソフトバンクとの開幕戦で豪快アーチを奏で、指揮官に55歳初星を届ける。(阪井 日向)

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