ブルージェイズ菊池雄星は3敗目 今季最長8回2失点の粘投報われず 3戦白星なしも防御率は2・64

2024年05月11日 10:31

野球

ブルージェイズ菊池雄星は3敗目 今季最長8回2失点の粘投報われず 3戦白星なしも防御率は2・64
ツインズ戦に先発したブルージェイズ・菊池雄星(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   ブルージェイズ2-3ツインズ ( 2024年5月10日    トロント )】 ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠ロジャーズ・センターでのツインズ戦に先発。今季最長8回4安打2失点の粘投も援護に恵まれず3敗目を喫した。
 立ち上がりに1死から3連打を浴びて先制点を許したものの、きっちり修正。2回から4回までは3イニング連続無安打と相手打線を抑え込んだ。

 ところが、1-1の5回、先頭・サンタナに右翼ポール際へ勝ち越しソロを被弾。それでも冷静さを失わず後続打者を抑えると、6回から8回までは再び3イニング連続でツインズ打線を3者凡退に封じ、8回97球を投げ2失点。許した安打は4本、無四球と試合をつくった。

 ただ、打線は相手先発・ライアンの前に好機をつくりながら、カイナーファレファのソロによる1点に抑えられると、1-3の9回に1点を返したものの、あと一歩及ばず競り負けた。

 菊池は前回3日(同4日)のナショナルズ戦は6回6安打1失点で勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が逆転を許し勝敗は付かなかった。

 登板3試合続けて白星はつかめていないが、防御率2・64と安定感を維持した。

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