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阪神・和田2軍監督語録 木浪、森下のスタメン復帰に「他の選手にもすごくプラスになる打席」と評価

2024年07月16日 18:10

野球

阪神・和田2軍監督語録 木浪、森下のスタメン復帰に「他の選手にもすごくプラスになる打席」と評価
<ウエスタン オ・神>7回、中前打を放つ森下(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【ウエスタン・リーグ   阪神3-2オリックス ( 2024年7月16日    杉本商事 )】 木浪、森下、井上、ミエセス、ノイジーとスタメンに1軍クラスを並べた阪神が逆転でオリックスに勝利した。和田2軍監督は骨折からの復帰を目指す木浪、打撃復活へミニキャンプで打ち込んできた森下が着実に前進していることを評価した。以下は一問一答。
 ――木浪が復帰、動きを見て。
 「どちらかというと守備の方が先に仕上がっている感じだけど、動きも全く問題ないし、打つ方も、これは打席をこなさないといけないところだけど、しっかりタイミングも取れているし、全く休んでいた感じはしなかったね」

 ――残り2試合の予定は。
 「予定ではあした5イニング守って、あさってはフルに近い形で出られればなと。そういう風に思っています」

 ――ボールもちゃんと見えていた。
 「うん、しっかりタイミングも取れているし、1打席目のレフトフライも感じは悪くなかったので。あとはもうちょっと打席をこなさないと上がってこないと思うので。でも久しぶりにしては全く違和感がないというか、悪くなかったね」

 ――森下は久々の実戦、この日からと決めていたのか。
 「決めていたというか、課題と向き合いながらここ1週間、北川コーチと室内にこもってやっていたけど、本人の感覚と1軍で与えられた課題に向き合いながら、絶対きょうからとかではなくて、状態が上がってきた、やろうとしていることに近づいてきた時点でゲームにいこうということで、それがきょうだったということだね」

 ――2安打と結果も出た。
 「1週間空いている感じはしなかったね。きょうに関してはスイングだけじゃなくて低めの見極めも、本人はしっかり見極められているという中で、他の選手にもすごくプラスになる打席を見せてくれたので。その中で本当、試合のキレはね、やっぱり試合でしか作れないと思うんでね。出るたびに良くはなると思うんだけど、それにしてものね、スイングスピードもあったし。打席に関しては、非常にこうキレと選球というところではね。良かったんじゃないかな、今日ね。うん」

 ――ここからはまたゲームにどんどんと。
 「うん、そうだね」

 ――一番変化を感じたところは。
 「やっぱりね、こう、一振りでっていうところ。そこでしっかり仕留められてるというのと、あとはやっぱり追い込まれてからの、ツーストライクバッティングというか。低めの見極めもできてるし、高めをこうやっぱり最短で出してファウルにできてるっていうね。そこだろうね。やっぱり、今までどうしてもこう、あおってるようなね、打ち方になってたんで。もしかしたらその打ち方だと空振りしてたかもしれないところを、ファウルにできてるからね。うん。それで、その後の球をね、ヒットにしてるんでね。やっぱりそこら辺のところ。やっぱり最短に出すことで、スイングスピードも出てるしね。うん。やっぱりこう、レベルに近づいてきてるんじゃないかな」

 ――いわゆる岡田監督がいう「前さばき」の意識に近づいてきたのか。
 「まあ、ちょっと追い込まれてからだからね。簡単ではないんだけど。やっぱり追い込まれてコンパクトに打ってるからできているのかもしれないけど。ただやっぱりね、今までにないようなスイングっていうか。あの高めをファウルにできたっていうのはね。非常にこう本人も、なにか感じるものがあっただろうし。これはやっぱりね、まあここのピッチャーと、1軍のピッチャーはね、またベース上の伸びとかキレっていうものが違ってくる中で、あれができてくるとね。やっぱり両方をマークしていかないといけないから、低めの見極めと高めをね、反応できるっていうのはね。これは悪い状態じゃないよね」

 ――(3回無失点の)門別はイニングが伸びたがここからはまた伸ばしていくのか。
 「うん、もちろんもちろん。もちろん先発としてね。今日は2番手だったから3イニングになったけど。次は先発で考えてます」

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