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【大谷翔平と一問一答②】日本選手初の球宴柵越え弾は「ちょっと先気味。いい角度で上がっていたので…」

2024年07月17日 12:50

野球

【大谷翔平と一問一答②】日本選手初の球宴柵越え弾は「ちょっと先気味。いい角度で上がっていたので…」
会見に応じるドジャース・大谷(左) (撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【オールスター・ゲーム   ナ・リーグ3―5ア・リーグ ( 2024年7月16日    アーリントン )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、米テキサス州アーリントンで開催されたオールスター戦でナ・リーグの「2番・DH」で先発出場。4年連続4度目の出場となった球宴の第2打席で球宴初本塁打を放った。球宴で本塁打と打点をマークするのは、球宴8打席目で初となった。日本選手では2007年にマリナーズ・イチロー外野手がランニング本塁打を放っているが、柵越え弾は初となった。
 大リーグ公式サイトは「MLB史上唯一(2021年のコロラド)マウンドでの勝利とオールスターゲームでの本塁打を達成した選手となった」と報じた。大谷は球宴初出場となった2021年は「1番・DH兼先発投手」として史上初の投打同時出場。打撃では2打数無安打に終わったが、投手としては最速161キロをマークするなど1回無失点に抑えて勝利投手にもなった。

 大谷の一問一答は以下の通り。

 ――イチロー選手が2007年にMVPを獲った時の記憶は?今日のア・リーグの投手に対してのイメージとアプローチは?
 「小さい頃の記憶は曖昧なので覚えていないですけど。今日はシーズンの延長だと思って、同じ準備の仕方だったり、試合前の過ごし方だったり、レギュラーシーズンと同じことをやりました」

 ――本塁打を打った後、チームメートからは?
 「ナイススイング、グッドジョブだ、と。シンプルですけど、いろんな選手と話す中でいろんなコミュニケーションが取れたのはオールスターならではだったと思います」

 ――本塁打の感触は?
 「ちょっと先気味でしたけど、いい角度で上がっていたので十分入るんじゃないかと思いました」

 ――先ほどハーパーの練習の話が出たが、どんな練習に学びになったのか?
 「どんな練習をしているかは言っていいかわからないので、本人に聞いていないですし。自分で見て勉強になったのは本当のことなので。自分の練習に取り入れられる部分もあると思う。その時、その時で誰がどういうことをしていたかは取り入れるべきじゃないかと思います」

 ――球宴全体を通して後半に向けてどう生きてきそうか?
 「これはこれでオールスターで完結している。またチームに帰った時にチームのプレーに戻りますし、これとは別々だと思います」

 ――球宴はメンタル的には楽しめるもの?
 「普段一緒にやらない敵のチームの選手たちと一緒にできるのは特別だと思います。ここに選ばれるようなレベルの高い選手たちとやれるのは特別なことだと思います」

 ――今年はシーズンと同じ調整をしたとのことだが、去年まではどういう調整をしていた?
 「投げる、投げないによってだいぶ変わってくる。今年はDHで打席だけだったので、やることはシンプル。それがいい結果につながっているかはわからないですけど、今年はそういう感じでやろうと思いました」

 ――レッドカーペットに愛犬のデコピンを連れてこなかった理由は?
 「トイレしたら困るので(笑い)お留守番をしていました」

 ――スーツの裏地にデコピンの顔を入れたことは?
 「(真美子夫人と)2人で歩くことは決まっていたので、(スーツの)色をどうしようかなと。(スーツの色が)ブラウンと(シャツは)白でいいんじゃないかなっていう感じで。じゃあ(スーツの)裏(裏地)に入れようかみたいな感じでした」

 ――最初にホッとしたと言っていたが、周囲から本塁打を期待する声があったのか、自分が打たないといけない思いだったのか?
 「自分が打ってみたいと。こういうなかなか機会がない試合でそういう1本を打ってみたいなというところで言うと、自分の中でホッとした部分があるかなと思います」

 ――熱いテキサスで体力も消耗したと思うが、シーズンが始まるまでの2日間はどう過ごしたい?
 「早くLAに戻って、いい休日を過ごして後半戦いい野球ができる準備をしたいと思います」

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