プロ注目143キロ右腕 東京・永見が7回ノーノー スカウト絶賛「広島・森下のようなイメージ」

2024年07月20日 05:00

野球

プロ注目143キロ右腕 東京・永見が7回ノーノー スカウト絶賛「広島・森下のようなイメージ」
<東京・立教池袋>7回参考ながらノーヒットノーランを達成した永見(撮影・松永 柊斗) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権東東京大会4回戦   東京7―0立教池袋 ( 2024年7月19日    大田 )】 プロ注目の最速143キロ右腕、東京・永見光太郎(3年)が、真価を発揮した。参考記録ながらノーヒットノーランを達成。「無安打は5回くらいに気がついた。9回までやってみたかった」と笑顔を見せた。
 最速141キロの直球と変化球を巧みに使い分けた。7回91球で6奪三振。許した走者は失策と死球の2人だけだった。「打者の反応を見て投げることができた」。無走者でもクイックで投げるなどクレバーな投球術が光った。本格的な投手挑戦は2年春からだが、個人トレーナーの指導を受け急成長。ヤクルトの余田雄飛スカウトは「(広島の)森下のようなイメージ。伸びしろがあるし天井がどこにあるか楽しみ」と好素材を強調した。

 前夜は初戦に続いて国産ウナギ丼とカツ丼を平らげた。試合開始時点で気温32度あった猛暑にも負けない。「(国産は)ちょっと高いけど、勝ってもらえるなら」と母・麻衣さん(38)。次戦は連覇を狙う共栄学園だが「相手は関係ない」と言い切る。勝負メシはもちろんウナギ。スタミナ満点のエースの夏はまだまだ続く。(八田 朝尊)

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