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大谷翔平 フリーマンの決勝満弾呼び込む価値ある左翼線二塁打!今季初3打席連続空振り三振の後に見せ場

2024年07月20日 13:45

野球

大谷翔平 フリーマンの決勝満弾呼び込む価値ある左翼線二塁打!今季初3打席連続空振り三振の後に見せ場
8回、満塁弾を放ったフリーマン(左)を出迎えるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   ドジャース4―1レッドソックス ( 2024年7月19日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、本拠でのレッドソックス戦に「1番・DH」で先発出場。今季初の3打席連続空振り三振で迎えた第4打席で左翼線二塁打を放ち、フレディ・フリーマン内野手(34)の決勝満塁弾を呼び込んだ。4打数1安打で球宴を挟み、リーグ戦では4試合連続安打。チームは球宴前からの連敗を2で止めた。「5番・DH」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手(31)は、4打数1安打だった。
 0―1の8回1死一塁での第4打席。大谷が重苦しい雰囲気を打ち破った。レッドソックスベンチは対大谷対策で左腕ベルナルディノを投入してきたが、大谷は積極的に初球のシンカーをスイングし、打球は左翼線で弾むエンタイトル二塁打となった。二、三塁からスミスが申告敬遠で歩かされると、満塁からフリーマンが右越えに満塁弾を放ち、一挙4点を奪った。

 レッドソックスは球宴でMVPを獲得したデュランが先制ソロを放って見せ場をつくっていたが、同じく球宴に出場していた大谷、フリーマンも負けじと見せ場をつくった。

 初回と3回の第1、2打席は、いずれも高めの顔付近のボール球を振らされて空振り三振。6回先頭で迎えた第3打席は2球であっさり追い込まれると、カウント1―2から高めに浮いたカットボールを捉えられず、3打席連続で空振り三振に打ち取られた。1試合で3打席連続三振に打ち取られるのは9試合ぶり今季4度目だが、全て空振りは今季初となった。

 大谷は4年連続4度目の出場となった今夏球宴で、ナ・リーグの一員として球宴8打席目で初アーチをマーク。日本選手では07年にランニング本塁打で記録したイチロー以来2人目。柵越えのアーチは初めてだ。21年に勝利投手の大谷は、球宴史上初めて勝利と本塁打を記録した選手になった。球宴明けの初戦でも安打を放ち、好調ぶりを見せつけた。

 大リーグ機構(MLB)は18日に大谷、山本由伸投手が所属するドジャースと、今永昇太投手、鈴木誠也外野手のカブスが来年3月18、19日に東京ドームで開幕シリーズを戦うと発表した。大谷の日本での公式戦はメジャー8年目で初。昨年9月の右肘手術から日本で投打「二刀流」完全復活となる可能性が高くなった。

大リーグ公式サイトは18日に今季4度目のMVP模擬投票の結果を発表。ナ・リーグは前半戦を終えてリーグトップの29本塁打、2位の打率.316をマークする大谷が、41人中35人から1位票を獲得するなど2カ月連続でトップになった。2年連続のMVP&本塁打王や初のプレーオフ進出を目指す後半戦は、大谷のさらなる活躍が期待されている。

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