【球宴】巨人・戸郷翔征は1回1失点 練習もベンチも大満喫 大瀬良とはノーヒッタートークも

2024年07月24日 19:32

野球

【球宴】巨人・戸郷翔征は1回1失点 練習もベンチも大満喫 大瀬良とはノーヒッタートークも
オールスター<全パ・全セ>3回、2番手で力投する戸郷(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【マイナビオールスターゲーム2024第2戦   全セ―全パ ( 2024年7月24日    神宮 )】 巨人の戸郷翔征投手(24)は全セの2番手として3回から登板。1回2安打1失点で降板した。
 0―2で迎えた2回に坂倉(広島)のバックスクリーンへ飛び込む1号満塁弾で全セが一気に逆転。その坂倉とバッテリーを組んで直後の3回からマウンドに上がった。

 最初に打席へ迎えたのは試合前の本塁打ダービーで初の王者に輝いた近藤(ソフトバンク)。

 その初球を左中間フェンス直撃の二塁打とされると、山川(ソフトバンク)の右飛で近藤が三塁へタッチアップ。栗原(ソフトバンク)をフォークボールで空振り三振に斬って取ったが、前の打席で先発右腕・吉村(ヤクルト)から本塁打している辰己(楽天)に四球を与えて2死一、三塁とし、佐藤(ロッテ)に左翼フェンス直撃の適時二塁打を許して1点を失った。

 それでも続く外崎(西武)が放った右中間への鋭い打球は近本(阪神)がランニングキャッチ。それ以上の失点は許さなかった。

 戸郷の投球内容は1回で打者6人に対して16球を投げ、2安打1失点。1三振を奪って1四球を与え、直球の最速は150キロだった。

 球宴出場は4年連続4度目だが、選手間投票での選出は今回が初めて。今月4日に出場が決まった際には「初めての選手間投票でうれしい」としたうえで「ファンの方に喜んでもらえるように。僕自身もそうですし、あの空間を楽しんでいきたい」と意気込んでいた。

 その言葉通り、第1戦(エスコンF)の試合中には、今季ともにノーヒットノーランを達成した大瀬良(広島)と「ちょっと早かったねって話をしたりしましたけど(笑い)」と“ノーヒッタートーク”も。お互いに偉業達成を祝福し合ったという。

 また、仲良しの高橋宏(中日)とは一緒に行動することも多く「そうだね~、フォークのことだったり聞かれることも多いですし、調整法だったり、年々重ねているのでみんな聞いてくれることはたくさんありますし、たくさん聞くこともありますしね」と楽しそう。

 マルティネス(中日)がノック中のボール回しでもホップするボールを投げていたことに驚き「凄い球やな」と口にしたところ「そんなことないよ!」と返されたことも明かし、「そんなに投げて大丈夫?っていろんな人に言われた」と公式戦で1試合120球程度を投げていることにも多くの指摘を受けたとしつつ「僕のなかでそれが持ち味なんで、秀でたものはないですし、逆にそれがチームのためになればって思うのが一番ですし、みんなは心配してくれるけど全然大丈夫です!」と元気いっぱいだった。

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