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【高校野球】県内有数の進学校 石橋が取り入れたのは「練習メニュー別ミーティング」 選手の意識向上

2024年07月28日 20:08

野球

【高校野球】県内有数の進学校 石橋が取り入れたのは「練習メニュー別ミーティング」 選手の意識向上
栃木大会決勝<石橋・国学院栃木>見事甲子園出場を決め、笑顔で記念撮影する石橋の選手たち(撮影・五島 佑一郎)  Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 栃木大会決勝   石橋9―8国学院栃木 ( 2024年7月28日    エイジェックスタジアム )】 偏差値66。栃木県内での有数の進学校である石橋が、創立100周年で初の夏の甲子園切符をつかんだ。
 平日は50分の授業が7限目まで。グラウンドも他の部活と共有で、練習時間は約2時間。午後7時には終了する。

 そんな中でナインは工夫をして練習に取り組んだ。昨秋から取り入れたのが「練習メニュー別ミーティング」。それまでは練習開始前に1度、ミーティングを行うだけだったが、各練習メニューの前後に話し合いの場を設ける形に変えた。

 4番で投打の中心選手である入江祥太は(3年)は「例えばキャッチボールの前と後、打撃練習の前と後に、話し合う時間を設けた。全員が発言をして、全員の意見が反映されます」。

 メニューの狙いなどを改めて確認。終了後にすぐ反省点などを各自で出す。このミーティングにより意識が高くなり「雑な練習がなくなった。一つ一つの課題をつぶすことで確実に実力がついた」(入江)という。

 勉強に、野球にと全力を注ぎ込む文武両道のナイン。福田博之監督は「(両立は)本当に大変。子どもたちはよく頑張っているし、その頑張りがプレーに生きているのかもしれない」と話した。

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