【甲子園】2年生幸、自己最速の141キロ好救援!「もっと成長できる」 帽子には「色は黒いが血は赤い」

2024年08月12日 12:24

野球

【甲子園】2年生幸、自己最速の141キロ好救援!「もっと成長できる」 帽子には「色は黒いが血は赤い」
<熊本工・広陵>初戦敗退し、涙を流す熊本工ナイン(撮影・中辻 颯太) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第5日・2回戦   熊本工1―2広陵 ( 2024年8月12日    甲子園 )】 しびれる場面だった。1点ビハインドの9回1死満塁。熊本工の幸碧唯(2年)はマウンドに上がった。打席には7回に勝ち越し打を放っていた1番の浜本。「流れを持ってくるのが役目。全力投球で抑えにいきました」と燃えた。フルカウントから135キロの直球で見逃し三振。2番の田村は自己最速を更新する141キロの直球で左飛に抑え感情を爆発させた。2/3で無失点。直後はサヨナラのチャンスもつくったが、あと一本が出ず。「自信ある真っすぐで押せた。自分はもっと成長できる」と話した。
 新チームでは先発した山本凌雅(2年)とともにWエースとしての期待がかかる。目標は世代ナンバー1の投手になること。「(背番号)1をつけたい思いもある。山本と切磋琢磨してお互い高め合えたら」と腕まくり。帽子のつばには偉大なOB、川上哲治さんの言葉「色は黒いが血は赤い」と記す幸。きょうの経験は必ず生かす。

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