ソフトバンク3軍戦 明大・宗山塁が1本塁打含む2安打2打点 7球団のスカウトが熱視線

2024年08月26日 17:47

野球

ソフトバンク3軍戦 明大・宗山塁が1本塁打含む2安打2打点 7球団のスカウトが熱視線
ソフトバンク3軍戦で1本塁打を含む2安打2打点と活躍した明大・宗山 Photo By スポニチ
 【プロアマ交流戦   明大13―2ソフトバンク3軍 ( 2024年8月26日    明大G )】 久しぶりの放物線だった。初回に大学日本代表の高須大雅(3年=静岡)が先制2ランを浴びたその裏だった。2死から打席に立った宗山塁(4年=広陵)が2―0から入団2年目の左腕・大野稼頭央(鹿児島・大島)のストレートを右翼へ一発。右翼手が一歩も動かない完璧な当たりだった。8回の好機にも右前適時打を放って4打数2安打2打点1四球と大勝に貢献した。
 「チームとしても強く振ろうとやっています。1回だし、カウントからストレートで勝負してくると思って振りました。自分でも打った瞬間でした」昨年もリーグ戦での本塁打はなく「2年ぶりですかね」と振り返った。田中武宏監督も「調子はずっといい。これまでライナーのヒットだったけど、いい角度でいったね。ただ、角度をつけようとするとダメだよと。それに宗山には守備をしっかり頼むとい言っている」と内野を引き締める主将の守備にも笑顔を見せた。

 甲子園も終わり、この日はネット裏に7球団のスカウトが陣取った。巨人は水野雄仁部長も顔を見せ、同野球部OBでもあるDeNA木塚敦士スカウトは「いいものを見せてもらいました」と話し、各球団も宗山の打撃&守備をビデオに収めていた。

 明大の開幕は9月21日の東大戦。「まだ変化球返の見極め、振らなくていいボールに手を出しているので、そのへんをしっかり調整していきたい。野球ができていることが楽しいです」ケガで春のシーズンを棒に振った男らしく笑顔があふれていた。

 <内海優太がベンチ入り>昨年8月の練習中に左膝十字靱帯(じんたい)を断裂した内海優太(2年=広陵)がベンチ入り。まだ守備にはつかないが打撃練習はこなしており、この日のベンチ入りとなった。「右投手のときに代打で使おうと思ったけど、ソフトバンクさんの投手が全部左だったので」(田中監督)と出場の機会はなかった。

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