「普通は二塁打」大谷翔平190キロ弾にド軍指揮官もビックリ!「50-50」本拠での達成願望チラリ

2024年09月12日 15:17

野球

「普通は二塁打」大谷翔平190キロ弾にド軍指揮官もビックリ!「50-50」本拠での達成願望チラリ
<ドジャース・カブス>初回に47号ソロとなる先頭打者アーチを放った大谷翔平(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース10-8カブス ( 2024年9月11日    ロサンゼルス )】 ドジャースは11日(日本時間12日)、本拠でのカブス戦に勝利。同一カード3連敗の危機を回避した。大谷翔平投手(30)は自己新の47号を含む2安打3打点1盗塁だった。
 試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷が初回に放った打球速度118・1マイル(約190・1キロ)の弾丸ライナーの47号ソロについて「地球上には他に1人だけ、ヤンキースでプレーしている選手がいるかもしれない。トップスピンで118マイルの打球を打った。普通は二塁打だが、ショウ(大谷)は本塁打になる。彼は素晴らしい野球をしていて、我々を引っ張っている」と大谷以外ではヤンキースのジャッジ、スタントンぐらいしか打てない打球だったと称えた。

 また、2回には二盗に成功し、今季48盗塁をマーク。指揮官自身は現役時代の2006年に49盗塁を記録しているが、あと1まで迫られ「ショウは私の記録を超えると思う。とても自信がある(笑)」と自らの記録を抜くのも時間の問題と笑った。

 そして、「彼は準備に全力を注いでいる。彼は明らかに大きな才能があるが、打撃コーチとの準備、映像を見て研究、打席での投手の傾向の理解、そしてクレイトン・マッカロー一塁コーチと本当に親しく仕事をしていて、素晴らしい関係を築き、投手の特徴や傾向を理解している。彼はそれを最大限活用している」と大谷が練習から入念に準備し、手を抜かないことにも賛辞を送った。

 大谷のこれまでの自己最多21年の26盗塁。ほぼ倍の盗塁数となり、「わからないが、彼は今年は投手はしないので、攻撃面で力を出し切っていると思う。彼のパワー、出塁率を考えれば、投手として(投手復帰後も)それができると思う。彼はOPS(出塁率+長打率)でも同じような同じくすごい成績を残しているが、盗塁に関しては分からない」と来季以降、投手復帰後も盗塁数は減らないのではと予想した。

 以前、本拠ドジャースタジアムで「50-50」を達成してほしいと願っていた指揮官だが、13日(同14日)からは敵地で7連戦となる。本拠での快挙達成は「おそらく無理だろう」とし「マイアミ(マーリンズ)のファンは喜ぶと思いますが、どうなるかはわからない。もちろん、どこであれ、彼がそれをやってくれることを願っています。ただ、本拠地で達成できればいいなと思う」と少しだけ願望をのぞかせた。

おすすめテーマ

野球の2024年09月12日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム