巨人・戸郷「粘れたのが一番」6回零封11勝目 6回1死満塁でフォーク多投、堂林&末包を連続三振に

2024年09月12日 21:07

野球

巨人・戸郷「粘れたのが一番」6回零封11勝目 6回1死満塁でフォーク多投、堂林&末包を連続三振に
<広・巨 22>6回、ピンチで末包を空振り三振に斬った戸郷は雄叫びをあげる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―0広島 ( 2024年9月12日    マツダ )】 巨人の戸郷翔征投手(24)が12日の広島戦(マツダ)で今季24度目の先発登板。6回5安打無失点の好投で自身2連勝となる今季11勝目(7敗)をマークした。
 7月12日のDeNA戦(東京D)から8試合連続、今季12度目となる大城卓とのバッテリー。初回に2死二塁、2回に無死一、二塁と2イニング連続で得点圏に走者を背負う少々不安な立ち上がりとなった。

 だが、いずれも無失点で立ち上がると、3回には味方打線が坂本、岡本和の適時打などで3点を先取。すると、その裏には上位打線を3者凡退に抑え、この回も無失点投球を続けた。

 そして、尻上がりに調子を上げて3回、4回、5回と二塁を踏ませない好投。

 3―0のまま迎えた6回には2安打と四球などで1死満塁のピンチを迎えたが、ともに巨人戦に強い堂林、末包を得意のフォークボールで連続空振り三振に仕留めて得点を許さなかった。特に末包には全6球フォークボールで勝負し、空を切らせる圧巻投球だった。

 投球内容は6回で打者25人に対して116球を投げ、5安打無失点。6三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は150キロだった。

 戸郷は今季初のスライド登板となった8月31日の阪神戦(甲子園)では無失点投球を続けていた6回、佐藤輝に逆転3ランを浴びるなど一挙4失点して降板し、悔しい今季7敗目。

 だが、今季チーム初、自身でも2年ぶりとなる中4日での登板となった9月5日のヤクルト戦(岐阜)では7回1安打7奪三振無失点の快投で3年連続となる2桁勝利を達成していた。

 ▼戸郷 最後のピンチを粘れたのが一番です。大事な試合というのはもちろん分かっていたのでゼロに抑えられたのは良かったです。

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