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糸井嘉男氏 大谷翔平の「50―50」達成に太鼓判 “Xデー”も予想「最終戦で劇的に」

2024年09月13日 10:30

野球

糸井嘉男氏 大谷翔平の「50―50」達成に太鼓判 “Xデー”も予想「最終戦で劇的に」
【画像・写真1枚目】糸井嘉男氏 大谷翔平の「50―50」達成に太鼓判 “Xデー”も予想「最終戦で劇的に」 Photo By スポニチ
 元阪神、オリックス、日本ハムで阪神SA(スペシャルアンバサダー)の糸井嘉男氏(42)が、9月9日(月)〜15日の1週間で実施される「どこでもアベマでMLBキャンペーン」を盛り上げる「どこでもアベマでMLB宣伝本部長」に就任。スポニチのインタビューに応じ、優勝争いやプレーオフ進出争いが佳境を迎えたMLBの見どころについて語った。
 同キャンペーンは、スマホひとつでどこにいてもMLBを楽しめるという「ABEMA」の魅力を視聴者にわかりやすく届けるためのキャンペーン企画。通勤通学中や仕事の休憩の合間、何か作業をしている時には音声のみのラジオ感覚でなど、午前中の時間帯に多く行われるMLBの試合中継をあらゆる生活シーンにおいて楽しむことができるという魅力を発信している。

 糸井氏はまず、史上最速で「40―40」を達成し、前人未到の「50―50」も視野に入れているドジャースの大谷翔平に言及。「毎年歴史的なことをやるから異次元ですよ。すごいとしか言えない」と感嘆しつつ、「最終戦で劇的に『50―50』を決めるんじゃないかな。不可能を可能にしてきた大谷くんだから、やり遂げてくれると思います」と“Xデー”を予想した。

 16年には53盗塁を記録し、盗塁王に輝いた糸井氏。シーズン50盗塁をする難しさについて「(体力的に)ヤバイです。特に大谷くんみたいに身体が大きいと負担も大きいし、次の日に疲れもかなり残る」と自身の経験を踏まえて解説した。続けて「スプリントトレーニングを見て、今年は盗塁が増えるんだろうなと思っていたんですよ。走ることに重点を置いたトレーニングをしていたので」と明かしつつ、「ただ盗塁をするには帰塁も大事になる。手から帰塁する際に(リハビリ中の)右ひじがどうかなと思っていたけど、後半になって手から帰塁する場面が増えているので、それだけひじの状態もいいんだろうと感じます」と野手の視点から完全復活を目指す大谷の現状を推察した。

 次に、糸井氏はオリックス時代の後輩であるレッドソックスの吉田正尚に着目した。「今年マイアミに会いに行ったら調子がガーっと上がって。手土産で彼が好きな貝柱を持って行ったのが良かったのかも、高タンパクだしね」と笑いつつ、「彼は本当にスイングの軌道がキレイ。人間性も素晴らしいパーフェクトマン」と褒めちぎった。

 さらには「野手でいうと鈴木誠也選手(カブス)はオープン戦を見ていたら30発行くんじゃないかと思っていたから、序盤のケガが残念でしたね。ただ年々パワーアップしていので来年以降も楽しみ。菊池雄星投手(アストロズ)も左であれだけのスケールの大きいピッチャーはMLBでもなかなかいないですよね。30歳を超えても衰えが見られないのは流石だなと思います」と投打で活躍する2選手を称賛した。

 取材の最後には「世界最高峰の舞台で日本人が躍動していることに注目してほしいですね」と見どころを総括。「記録は塗り替えられるためにあるものだけど、大谷くんの記録が塗り替えられるのは今の時点では考えられない。それだけ歴史的なことを毎年やっている選手を見られるのは今だけなので、ABEMAで見逃さないようにしてください!」と呼びかけていた。

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