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「まだ戦います」大谷翔平50号HR球 日本人社長が1・7億円で再入札 手数料込みでついに2億円超え

2024年09月29日 10:15

野球

「まだ戦います」大谷翔平50号HR球 日本人社長が1・7億円で再入札 手数料込みでついに2億円超え
19日のマーリンズ戦で50号本塁打を放つ大谷(AP) Photo By AP
 壮絶バトルの終わりは見えない。
 米大リーグで史上初となる「50本塁打、50盗塁」の「50―50」を達成したドジャース・大谷翔平の50号本塁打のボールの競売が27日、オンラインで始まり、その値はどんどん上がっている。

 日本時間28日、ロコンドの田中裕輔社長が自身のX(旧ツイッター)で記念球の競売に105万ドル(約1億4900万円)で入札したことを明かした。この時点でトップだったが、その後に110万ドル(約1億5600万円)、115万ドル(約1億6300万円)の入札があった。

 これを受けて、同社長は29日午前4時31分に自身のXで「変な時刻に目覚めたら値段上がってましたがもちろんまだ戦います」とし、120万ドル(約1億7000万円)で再入札したことを明かした。手数料込みで落札額は146万4000ドル(約2億800万円)で2億円を超え、「米国市場でも評価が高いのは嬉しい反面(この偉業を考えたら当たり前ですが)、オークション参加者としては複雑な心境です」とつづった。

 同社長は28日の投稿で、「毎日、興奮と感動を与えてくれる大谷選手にボールが戻らなかった事が悲しく、それでも日頃、スポーツ業界にお世話になっている身として何をすべきか考えた結果… 最終的に『大谷選手の手元に戻す』事を目指しています」と競売参加の理由を明かし、「大谷選手自身が『手元にお返し』を望んでいないのでは?というお声をチラホラ頂いていますが、たとえ落札できたとしてもまずは球団経由で大谷選手のご希望を伺って、最大限それに添いたいと考えています」などと説明していた。

 競売開始時の最低入札額は50万ドル。入札期間は10月16日までとなっており、終了直前に新たな入札があれば入札のたびに30分間延長される。

 50号本塁打ボールをめぐっては、FOX局電子版によると、ドジャース球団側がゲットしたファンに30万ドル(約4320万円)を交換条件に提示したが合意に至らず、争奪戦でボールを捕ったファンは保管する意思を示して帰宅したという。

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