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山本由伸 5回6奪三振2失点で119日ぶり勝利の権利得る 指揮官は地区シリーズの先発明言

2024年09月29日 11:00

野球

山本由伸 5回6奪三振2失点で119日ぶり勝利の権利得る 指揮官は地区シリーズの先発明言
<ロッキーズ・ドジャース>ドジャース先発・山本(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース ― ロッキーズ ( 2024年9月28日    デンバー )】 ドジャースの山本由伸投手(26)が28日(日本時間29日)、敵地でのロッキーズ戦に先発。右肩故障から復帰後4度目の登板で尻上がりに調子を上げ、5回を71球で4安打無四球6奪三振2失点。6月1日のロッキーズ戦以来119日ぶりとなる今季7勝目の権利を得てマウンドを降りた。
 1回は先頭打者のブラックマンと2番のトーバーにいずれもポテンヒットを落とされる不運な立ち上がり。無死一、三塁から3番・マクマーンの右犠飛で先制を許し、ベンチへ戻るとプライアー投手コーチらと修正点を話し合った。2回も5番のN・ジョーンズを詰まらせながら左前へ落とされ先頭を塁に出したが、7番・ケーブをスプリットで空振りさせ、この試合初の三振を奪った。

 3回はトーバーに91.2マイル(約146.7キロ)のカットボールを左中間スタンドまで運ばれるソロ本塁打を浴びたが、スライダーとスプリットで2三振。4回はスプリットで2三振と初めて3者凡退に仕留め、5回も3者凡退に抑えるとサムズアップのポーズを見せた。

 前回22日(同23日)のロッキーズ戦は3回4失点で降板。24日(同25日)は練習に姿を見せず、風邪のような症状で熱も少しあったという。ロバーツ監督は「由伸の体調は100%ではないだろうが、ここ数日で良くなった」とコメント。一方で、「恐らく山本とフラーティが地区シリーズ(10月5日開幕)で先発するだろう」と明言した。チームはナ・リーグ西地区優勝を決め、山本もメジャー1年目でシャンパンファイトを経験したが、レギュラーシーズン最終登板はプレーオフへ向けた重要な調整の場となっていた。

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