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ド軍捕手スミス WBC経験の山本由伸は「心配する必要はない」 大谷3冠王は「僕たちも見たいんだ」

2024年09月29日 13:26

野球

ド軍捕手スミス WBC経験の山本由伸は「心配する必要はない」 大谷3冠王は「僕たちも見たいんだ」
<ロッキーズ・ドジャース>ロッキーズに勝利しナインを出迎える山本(左)と大谷(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース 13―2 ロッキーズ ( 2024年9月28日    デンバー )】 ドジャースの山本由伸投手(26)が28日(日本時間29日)、敵地でのロッキーズ戦に先発し、5回4安打無四球6奪三振2失点と好投。6月1日のロッキーズ戦以来119日ぶり今季7勝目、右肩故障から復帰後初勝利をマークした。
 バッテリーを組んだ捕手のウィル・スミスは「彼は自分の投球をした。最初の2イニングくらいはカーブ、スプリット、速球に苦しんだが、リードを奪えば良くなっていた。試合を通じて一番良かったのは恐らくスプリット。復帰直後はあまり良くなかったが、今は空振り三振を取れている」と右肩故障から復帰4戦目の右腕を評した。

 山本は試合後、地区シリーズ第2戦の先発予定をロバーツ監督から通達されたと明かしたが、スミスは「私にとってはビッグゲームで彼を早めに落ち着かせることが大事。ただ、彼はWBCでも投げたことがある。心配する必要はない」と信頼を強調。「ただ、落ち着く方法を早めに見つけなければならない。ゲームプランを実行し、競争し、相手を抑えるだけだ」と自身の役割を説明した。

 一方、この日も2安打を放ち、ナ・リーグ西地区優勝決定後も好調を保つ大谷に関しては「彼は競争心が強い。感情を解き放ち、選手たちを盛り上げたいのだと思う。見ていて楽しい。彼は今、最もホットな選手」と分析。「良いシーズンを送っているし、今は明らかに調子が良い。調子が良い時も悪い時もあるが、ポストシーズンまでこの調子を維持していってほしい。そうすると我々に勝つチャンスが出てくる」と世界一の使者と期待した。

 3冠王も射程に入れる大谷を見るベンチの雰囲気を問われると、「僕たちも彼が3冠王になるところを見たいんだ」と笑顔。「メジャーで最後に3冠王になったのは(2012年の)ミギー(ミゲル・カブレラ)。だから、翔平が今やっていることを見ることはとてもクールなこと。彼が日々やっていることは信じられない。僕たちは彼が3冠王になることを見る準備はできている」と話した。

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