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メッツ指揮官 就任1年目は「多くの逆境に直面」もリーグ優勝Sまで戦い「チームを誇りに思う」

2024年10月21日 15:09

野球

メッツ指揮官 就任1年目は「多くの逆境に直面」もリーグ優勝Sまで戦い「チームを誇りに思う」
メッツのメンドサ監督(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ優勝決定シリーズ第6戦   メッツ5ー10ドジャース ( 2024年10月20日    ロサンゼルス )】 メッツは20日(日本時間21日)、敵地でのドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に敗れ、対戦成績が2勝4敗となり、2015年以来9年ぶりのリーグ優勝を逃した。
 試合後、メンドサ監督は「まず第一に、ドジャースという組織におめでとうと言いたい。本当にいいチームだ。彼らは多くの逆境に立ち向かい、そして今、ワールドシリーズでプレーする機会を得ている。デーブ・ロバーツ監督、コーチ陣、選手たちを祝福したい」と敵軍のリーグ優勝を称えた。

 今季は開幕5連敗と出遅れるなど、夏前までは苦しいシーズンが続いた。就任1年目の今季を振り返り「私たちのチームとこの1年の成績に関しては、監督1年目は多くの逆境に直面した」とした。

 その上で、シーズン最終盤にワイルドカードシリーズ進出を決め、ここまで勝ち上がったことに「このチームを誇りに思う。オーナーをはじめ、コーチ、トレーナー、フロントオフィスなど、あの部屋にいる全員を誇りに思う。」とスティーブ・コーエン・オーナーをはじめフロント、選手全ての人々に感謝した。

 そして「10月に入ってからも試合ができたという事実は、大きな意味がある。今、選手たちは、8月、9月、そして10月に入ってからも意味のある試合をするために何が必要かを知っているのです。それは大変なこと」とポストシーズンという大舞台で試合ができた経験が選手にとって意味があるとした。

 故障者が相次ぎながらも地区優勝、リーグ優勝まで果たしたドジャースに「嵐を乗り切る能力が必要だが、彼らはそれを成し遂げた」とし「組織全体を見れば、彼らは長年、何年もそれを続けてきたことがわかる。そして、それが私たちの目標であるべき。彼らのようになることだけでなく、彼らよりも優れた存在になること。それは簡単なことではない。やるべきことがたくさんあることは承知している」とドジャースは目標でもあり、それを上回らなければとも語った。

 メッツはこの日、初回2死三塁からアロンソの適時内野安打で幸先良く先制。ところが、先発・マナイアがその裏、エドマンに2点二塁打を浴び、あっさりと逆転を許してしまった。

 マナイアは3回にもエドマンに2ランを被弾し、この回途中で降板。後を継いだメイトンもスミスに2ランを浴び、3回終了時点で1-6と大きくリードを許した。

 4回にビエントスの2ラン、7回にはアルバレスの犠飛などで反撃したが、7回から6番手で登板した千賀がイニングをまたいだ8回につかまり3失点。4-10とリードを大きく広げられると、追いつくことはできず終戦を迎えた。

 ワイルドカードシリーズでは第3戦でアロンソが逆転3ランを放ち、ブルワーズに勝利。フィリーズとの地区シリーズでは第4戦でアロンソが逆転満塁弾を放って突破を決めるなど「ミラクルメッツ」で勝ち進んできたが、この試合ではミラクルを起こせなかった。

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