【ドラフト会議】日体大・寺西 オリックスが2位指名 奥川後輩の本格派、「スーパー中学生」苦節経て

2024年10月24日 17:54

野球

【ドラフト会議】日体大・寺西 オリックスが2位指名 奥川後輩の本格派、「スーパー中学生」苦節経て
日体大・寺西 Photo By スポニチ
 プロ野球ドラフト会議が24日、都内のホテルで行われ、日体大の寺西成輝投手(4年)がオリックスに2位で指名された。
 最速153キロを誇る本格派右腕。「スーパー中学生」として球界中の注目を集め続けてきた男が、ついにプロの舞台に足を踏み入れる。

 松井秀喜さんの母校でもある根上中出身。中学ですでに身長は1メートル86あり、最速141キロをマーク。U-15日本代表に選ばれて世界一に輝き、「スーパー中学生」の異名をとった。

 鳴り物入りで星稜(石川)に進学。1学年上の奥川恭伸(現ヤクルト)、同級生に内山壮真(同)らがおり、1年夏の甲子園で登板するなど早々に全国デビュー。2年後の1位候補として大きな注目を集めた。

 しかし、2年夏に右肩を故障。復帰を目指して手術を受けたが、3年時はコロナ禍で春夏甲子園が中止。独自大会登板もかなわなかった。

 日体大に進学し、3年春にようやく実戦復帰。ブランクをものともせず、首都大学リーグでは防御率0.31、最多5勝を挙げてリーグ優勝に導いた。ドラフトイヤーの今年は大学日本代表入りを果たした。

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