大谷翔平、WS第3戦出場へ! 左肩亜脱臼もロバーツ監督「プレーしないとは思わない」球場で合流予定

2024年10月28日 06:57

野球

大谷翔平、WS第3戦出場へ! 左肩亜脱臼もロバーツ監督「プレーしないとは思わない」球場で合流予定
会見するロバーツ監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)が27日(日本時間28日)、ニューヨークのヤンキースタジアムで会見し、左肩亜脱臼の大谷翔平投手(30)について言及。「(ワークアウトで)十分な状態ならば、危険にさらされるとは思わない。彼が第3戦でプレーしないとは思わない」と28日(同29日)のワールドシリーズ(WS)第3戦出場は可能との見解を示した。
 指揮官は「検査結果に関しては、医者があちこちで駆け回っています。私はまだ情報を持っていない。これはトレーニングスタッフの意見です」と断りながらも、「翔平、今朝は調子が良いと聞いている。可動域、筋力もいい。30分後には球場にいて、トレーニングをこなすはず。自信をつけるために今日やることがいくつかある」とチームに合流する予定を明かした。ヤンキースタジアムのロッカーには既に、帽子やユニホームの上下、靴下、打撃用手袋、肘当て、すね当て、グラブ、スパイク3セット(デコピン柄含む)など、大谷の“戦闘服”が全てセットされていた。

 大谷は26日(同27日)にロサンゼルスで行われたヤンキースとのWS第2戦の7回、二盗を試みた際に左肩を負傷。「亜脱臼」と診断された。ロバーツ監督は試合直後、「(左手の)強度や可動域が悪くなかった。ポジティブな情報。左打者にとっては(負傷が)右肩よりはよかった」と軽症を強調したが、大谷はニューヨーク移動のため球場から空港へ向かったチームとは別行動となっていた。

 会見よりも前に、米スポーツ専門局ESPNのリポーターなどを務めるカール・ラベッチ氏は「ロバーツ監督は“大谷翔平は良い状態で、明日の第3戦に出場するだろう”と私に話した」と自身のSNSで紹介。ロサンゼルスタイムズ紙のドジャース担当、ジャック・ハリス記者も「ドジャースは第3戦に大谷を出場させたいと考えているが、出場可能かどうかの最終決定はまだ下されていない」と記す一方、「デーブ・ロバーツの予想は、カール・ラベッチ氏に語ったように“大谷はプレーするだろう”」と紹介。また「事情を知る別の人物は、大谷は今日“驚くほど元気”だと語った」などと投稿した。

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